【岩本桂弥】24歳の超人気プレイヤーが遂に出店！フリーランス２年。独立までの逆算思考で掴んだ真理、未来を見据えた教育観と経営者として高めた視座
都内の人気メンズ系サロンから2年で独立し、フリーランスとして東京と福岡の2拠点でサロンワークを行いながら、美容専門学校での講師活動も積極的に行ってきた岩本桂弥（いわもとけいや）さん。2年間のフリーランス期間を経て、SNS総フォロワー数40万人超えの圧倒的な人気美容師へと進化。今年2月14日のバレンタインデーに、満を持して渋谷に『SKILL東京』をオープンしました。福岡に昨年オープンした『SKILL』代表・河野雅昭（かわのまさあき）さんとは8年来の仲だそうで、ここに至るまでの流れはすべて計画的に一つずつ実現してきたそうです。オープンまでの経緯から時代に合わせた教育論、めざすサロン像まで、盛りだくさんのインタビュー内容をお届けします。
専門学校&前職の先輩・河野さんと交わした約束を実現
河野さん（SKILL代表）との出会いは、地元、福岡での高校時代に遡ります。当時から美容師になって、東京の有名サロンに入りたいなと思っていました。地元の専門学校のパンフレットで東京のサロンに就職している卒業生を探したら、河野さんの名前を見つけて。それで僕の方から連絡したんです。僕はヒッチハイクなどで福岡から東京のサロンに通って、河野さんの家に泊めてもらったりしていました。河野さんもまだアシスタントでしたから、4畳半の部屋で、いつかデビューしたら一緒にお店をやりたいね、なんて夢を語ったりして。あの頃は二人とも全然お金がなかったけど、夢を語り合うことがとても楽しかったです（笑）。
僕が専門学校に入り、その頃はまだインスタも今のように流行っていなかったんですけど、河野さんからその大切さを聞いていたので、いち早く始められたのはすごく大きかったですね。就職した頃には、すでにフォロワーが3万人いたんです。メンズヘアの盛り上がりのタイミングにもうまく乗ることができましたし、独立したときのタイミングや今回の出店についても、全て人より早く行動することができたんですよね。それに、こうして河野さんと一緒にお店を持つ夢を叶えることもできました。
河野さんは昨年福岡で『SKILL』をオープンさせました。僕も東京で働きながら、時々福岡に行ってそこで一緒にサロンワークをさせてもらっていました。福岡のSKILLはオープンしてまだ1年ですけど、彼は人を惹きつける力が圧倒的なので、ほぼ直予約だけで回しています。集客サイトはほとんど使ってないんですよ。魅力的な人なので、スタッフも集まるんですよね。福岡のスタッフは今15人います。東京のサロンはスタートが4人でしたが、7月までに11人になります。大阪もオープン予定なんですけど、すでに10人集まっているんです。
