フォロワー35万人YAMATO。24歳で新潟から上京、バレイヤージュを武器に飛躍し、shion代表へと進化。地道な技術鍛錬の日々と次世代サロンへの思い

 

バレイヤージュに特化し、SNSを再構築





――バレイヤージュに特化しようと思った理由は?

 

デザインカラーが好きだったのと、技術を極めるなら難しい技術の方が挑戦しがいがあると思って。それでバレイヤージュがいいなと。その当時、バレイヤージュのエキスパートとして大貴さん(桑原大貴)が原宿店で活躍していたので、直々に技術を教えてもらいました。モデルを呼んで施術し、それを見てもらって。ALBUMはいろんなジャンルに特化したスタイリストがいるので、学ぶにはすごく恵まれた環境でした。

 

特化するときに、ペルソナ設定をしっかりやるようにとアドバイスを受けて、僕は髪の毛を結んでいるネイリストに設定したんですね。そのネイリストはどんなブランドが好きで、どういう言葉遣いで話し、どんな動きをするんだろう…など、細かく想像して。一番キレイに見える仕草やシーンはどんなときだろうと考え、ダッカールで髪を止めて筋感が見えるのがいいなとか、そんな風にデザインを考えていきました。





技術を高めるために、バレイヤージュで有名な方のセミナーは全て行きましたね。その人たちの技術にどうしたら近づけるんだろう?というところで、実際にサロンにも足を運びましたし、その方たちでベンチマークも作りました。自分のインスタの写真を9枚並べて、自分には何が足りないのかを書き起こして、分析して。達人のいいところだけを取り入れていけば、オリジナルが生まれますよね。いろんなオンラインサロンにも入って、使う商材を変えてみたり、試行錯誤していました。






――投稿も、今のスタイルにするまで葛藤もあったようですね。

 

カウンセリング動画や技術動画など、バズっていた日本の投稿スタイルはひと通りやりました。でも、バズらせるのは本当に難しくて。なかなか思うように伸びないときに、僕がやっていたのは自己分析です。バズっている人の動画を見て、「これは自分がやってもバズらないな」とか、「これなら自分の長所を生かしてできるかも」など、考えながら取り組んでいました。途中から、海外でバズっている人の投稿スタイルを参考にするようになり、そこから少しずつバズり始めて、海外のフォロワーが増え、日本人のフォロワーも増えていったという流れです。バズった動画は、今も定期的に回し続けています。






>次のステップは教育と『shion』の店舗展開

 

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