【薫森正義】新天地・京都で顧客ゼロからのスタート。SNS活用術も個性的!言葉と余韻で没入感を意識した投稿がファンを掴む

 

 

昨年末に27年間の東京生活を手放し、今年4月、京都御苑の目の前にプライベートサロン『SHI/GE』をオープンした薫森正義(しげもりまさよし)さん。そんな薫森さの美容師人生第2章は、”好き”が詰まった空間で一人ひとりのお客さまと向き合う働き方を選択。

新天地で顧客ゼロからのスタートでしたが、事前にしっかりと準備をしたことで、予約を解放するやいなや2ヵ月分の予約が3時間でいっぱいになったそう。

前編では活躍拠点を京都に移した理由や今後の活動について語っていただきましたが、今回は美容師にとって大切な薫森流の感性の磨き方と、長く支持されるためのInstagram活用法をご紹介。ぜひ参考にしてみてください。

 

>> 前編はこちらから

 


 

長く応援してくれるファンを作るために

 

――Instagramとは、どのように向き合っていますか?

 

今はSNS集客の時代ですし、大いに活用させてもらっています。京都に出店するときも事前にInstagramで告知したことで予約枠が埋まりましたし、そのおかげで安心してスタートすることができました。そして京都のお客さまも定着してきた今となっては、集客を前提にして発信する必要もなくなって。それよりも、純粋に自分らしい世界観を表現することで、自分の感性や生き方に共感してくれる方に、少しでもお役に立てればという思いでSNSに取り組んでいます。


ファンを多く作ることができたら、今回のように急に場所を変えて出店してもすぐにお知らせすることができますし、フォロワーに向けての緊急告知もダイレクトにできますよね。その土台があれば、何かに挑戦したときに少しでも良いスタートが切れるので安心です。だからこの先のことを考えても、Instagramは活用しておいたほうがいいと思っています。いつかInstagramを使えなくなることがあっても、そのときは自分のファンと新しい何かを始めればいいので。

 

フォロワー数を伸ばしたいだけなら、何かに特化したヘアスタイルをたくさん投稿することで増えていくと思うんですね。でも、それだけだとカタログとしか見てもらえないですし、むしろ発信の方向性を見失うだけです。だから何かに特化した投稿は、僕向きじゃないなと思っています。





>伝わる有益コンテンツを意識して文章化


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