【月総売上1300万超】店販売上600%UP。『sand』中至紋が本気で取り組む店販は、実践的な教育術の突破口に！
チームで店販売上650万を達成。プロ意識と自信が宿る
美容師にとって、1000万売上というのは一度は叶えてみたい大きな目標の一つだと思います。ただ、そこに固執するあまり大幅に予約を入れると、お客さまを待たせてしまったり、サービスが行き届かずに悲しませてしまうことも。それに営業時間もおしてしまったりと、お客さまだけではなくスタッフ達が疲弊する事もよくある話だと思います。
そういった自分目線の数字の目標を目指すのではなく、お客さまとスタッフ目線を考え、幸せな連鎖による目標達成を目指したいと考えました。それを叶えられるのが、僕の場合は店販でした。
2022年12月、最高売上を記録したアシスタントスタッフと共に。小林さん（左）と影浦さん（右）
昨年10月まで、店販売上は月平均10〜20万くらいで、最高で100万でした。そこで目標額を200万に設定したんです。”倍”を実現できたらかっこいいなと思ったからなんですけど（笑）、3ヵ月後の12月には6倍超えの650万円を達成しました。その月の技術売上670万と合わせると、トータル1320万。12月はボーナス月でお客さまも購入しやすい時期だったこともあると思います。この数字は、本当に今までの積み重ねと、お客さまとの信頼関係によるものだと思います。想像以上に、今までお客さま、スタッフと向き合った時間が、正しかったんだなと感じます。
なにより、この数字を出したことでアシスタントが自信をつけてくれたことが嬉しかったですね。それこそが僕の役目だと思っているし、自信をつけさせてあげられる取り組みは大切なことだと思っていて。「自信を持ってデビューしたい」という目標も聞いていたので、なおさらですよね。僕自身、店販を通じて彼らを育てることに大きなやりがいを感じました。成功体験をどんどん積んでお客さまのことを真摯に大事に思えることが、美容師の力量だと思うんです。人として、プロとしての2軸で成長できる経験をたくさん積んでほしいなと。
アシスタントを務める影浦大夢（かげうらひろむ）さんからも一言
しもんさんと店販の最高記録を一緒に作りたいという思いは強かったですけど、頑張っている最中は全く数字を意識していなくて、12月末に記録を聞いて驚きました（笑）。数字はあとからついてきた感覚がありますね。また、リピートしてくださったお客さまから信頼されているのを感じられるようになったことが嬉しかったです。
