【ROOTS加藤孝子】コロナ禍でライフスタイルもアップデート!人生100年時代を生き抜く活路は男性顔負けな趣味と旅
海外一人旅のディープな経験は”幸せ感度”を高めてくれる
コロナ前までは、海外をよく旅していました。世界遺産や自然遺産が好きなので、体が動く間に地球の反対側を先に行っておこうと思って、南米にもよく行っていたんです。紀元前1000年頃から16世紀頃まで2000年以上続いたマヤ文明や、13~16世紀にかけて繁栄したインカ帝国の数々の石の神殿遺跡は、地球という惑星を意識させられます。また、山や海の色彩・植物や動物の固有種など、日本にある同じ種類でも色や形が全然違ってワクワクしかない! 冒険の旅は一人が多いですが、そうすることで現地の方とより深く混じり合うことができる気がします。もっと地球を満喫したいですね。南米ではさすがにドキドキすることもありますが、YES NOとはっきり言える日本人なので(笑)、今のところ怖いめにはあったことがないですね。因みに世界中の海に潜るシャークダイバーでもあります(笑)。
ちょうどコロナ前にサメ・アシカ・イルカ・マンタなどの大物を見にメキシコの無人島に遊びに行っていました。もちろん現地にはホテルなどはありません。水道・電気・電波・トイレなども無くテント泊!! まさに、究極デジタルデトックスの自給自足生活です。美しい朝日・夕日・星空を見て体験・経験して1日24時間の地球流れを感じることができるのです。電気・電波も無い島では誰とも連絡は付きませんが、メンバーのクルー達と会話が年齢、性別、国、人種など関係なく楽しめる時間。今の時代では電波が無いなんてあり得ないことですね。ただ、アナログなことが必要な時代なのかもしれません。不便さ大変さや辛さが大きいぶん、楽しさへの振り幅が広くて喜びが大きい。ちゃんと地球を旅すると、普段の楽しさがもっと楽しく感じられるようになりますよ。
今の時代は情報が入りすぎて、見なくていいものを見て自分を追い込んでネガティブになったりしがちじゃないですか。旅は、デジタルデトックスにもとても有効です。人の目ではなく自分がどう考えているのかとか、シンプルに世界や自分自身を感じられる。経験は人生の財産です。食事だって、人の意見ではなく、自分で食べてみないと美味しいかどうかわからないですよね。ミシュランガイドに載っているようなレストランに行くこともありますけど、日本のチェーン店も「この値段でこのクオリティはすごいな」「日本はすごい」という気持ちになりますね。
久しぶりにまた海外に行きたいですけど、今は残念なことに円安なので、しばらくは国内を攻めようかなと思っています。あと3県訪れたら全国都道府県をコンプリートなんです。セミナーで、国内の主要都市に行きましたが、地方には素敵な場所がたくさんありますよね。私はまず山に登ってから名湯の温泉を楽しむという旅をするんですが、最近はクマが出没しているようなので、しばらくはマニアックな山ではなく名山に登ろうかと。南米中東アフリカなど40カ国くらいは訪れていますが、現在の円安が落ち着いたら、ヨーロッパやアメリカ各地に住んでいる友達の家を訪れたいですね。