最速デビュー!ロケットスターター美容師 syn編 良い子は真似しちゃダメ!? 睡眠2時間のストイック生活で限界突破!

睡眠2時間!? ハタチだからできたハードワーク

 

 

編集部:それだけ深く考えて仕事を覚えるためには時間が必要だったということですね。それにしてもよく体を壊しませんでしたね!

 

椎名:二十歳だからできたハードワークだと思います。睡眠時間も2時間くらいだったので。僕は学生時代ずっと野球部で、めちゃくちゃしごかれていたから、体力には自信があるんです。なので、良い子は真似しないでください!(笑)

 

ただ僕の場合は生まれ持った才能があるわけではないので、synで最速で駆け上がるためには多少の無茶は必要だったと思ったんです。「よくそれで生きていられるね」と言われたこともありましたね。

 

 

編集部:負けず嫌いの気持ちもあったのでは?

 

椎名:それはありますね。専門学校の同級生にも負けたくないし、抜け駆けしたい気持ちはありました。スタイリストデビューが早ければいいというわけではないですが、synの場合は3年から4年くらいかかるケースがほとんどなので、かなり短縮できて嬉しかったです。

 

給料はほぼウィッグ代に!大盛りペヤングで空腹をしのぐ

 

 

編集部:早期デビューまでの道のりで一番苦しかったのはいつですか?

 

椎名:やはりカットですね。カット技術はsynの強みの一つなので、代表の齋藤正太と、スタイリストの村松修太のチェックに合格するのは簡単ではありませんでした。カットモデルでチェックをしてもらうのですが、自分では上出来と思ったスタイルにもOKが出ず、「まだ上に行けないのか」と何度も思いました。だからこそクリアしたときは嬉しかったです。

 

ちなみに、僕は自分の給料のほとんどをウィッグにあてていました。月に20台以上買って、お金がないので、ペヤングソース焼きそばの大盛りでなんとか空腹を凌いでいました。

 

 

編集部:かなり壮絶なアシスタント生活だったんですね!念願のスタイリストデビュー初日、最初のお客さまはどんな人でしたか?

 

椎名:地元の友達です。高校生の頃から一番仲が良かった子で、ずっと「一番最初は僕の髪を切ってくれ」と言われていました。地元が千葉なので、わざわざ千葉から来てくれて、約束通り最初に切りました。LINEでもお互い「今日はありがとう」というやり取りをして、感慨深かったです。

 

>たとえ未熟でも、お客さまの前では世界一の美容師だ

 

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