最速デビュー!ロケットスターター美容師 SiiKA編 新卒に半年遅れて上京!「すぐ辞めそう」なイメージを覆した最速デビュー siika岩波ゆい
デビューのために友人知人家族をかき集める
編集部:他のサロンの場合だと、カットで苦戦したお話を聞くんですが、順調でした?
岩波:ボブはスムーズにクリアできたんですが、グラデーションボブとショートで躓きました。SiiKAは22時半には完全撤収なので、ギリギリまで練習していました。
編集部:そうしてカットで合格したら、3カ月以内に60万円を達成するチャレンジに入るのですね。お客さまはどうやって集めたんですか。
岩波:地元が滋賀県で、学校は名古屋だったから、東京に知り合いが少ないんです。それでもなんとか友達や知り合い、モデルさんなどをかき集めてお客さまになってもらいました。ちなみに、私の両親、双子の姉、そして弟と家族も地元から呼び寄せました。TikTokのメイク動画経由で来てくださったお客さまもいましたが、他のSNSはそんなにやっていなかったから、リアルのつながりでなんとかやり遂げた感じです。
編集部:苦労したからこそデビューは感慨深いものがあったのでは?
岩波:気が付くと60万円を達成していた感じもありまして。「終わったー!やったー!」と思ったんですけれど、「あれ、もう売上チャレンジ終わったの?」と先輩に言われるぐらい、ぬるっとデビューした感じもあります(笑)。デビュー時に、先輩や後輩に祝福されましたし、お花を持ってきてくれる友達もいて、やっぱり感動しましたけれど。
目標はパーマ美容師としてブレイク!ドリプラでも爪痕を残したい
編集部:デビュー後はどんな打ち出しをしていますか。
岩波:私は顔周りを切り込んだパーマスタイルを推しています。ブリーチカラーなども好きなんですけれど、競争相手が多いですし、後発なので。女の子の切り込んだパーマを打ち出している美容師は今のところ多くないので、ナチュラルでお洒落な雰囲気があって、顔周りが印象的なパーマスタイルを自分のウリにしています。私も同じヘアスタイルなんですけれど、私と同じような感じにしたいとオーダーするお客さまがちょくちょくいらっしゃるのでうれしいですね。
編集部:あらためてデビューまでを振り返ってもらいましたが、早期にデビューできたのはどうしてだと思いますか?
岩波: 私は同じ学年の子たちより半年遅れて入社しているので、勝手にライバル視して追いつけ、追い越せの気持ちでやってきました。それが結果として早期デビューにつながったのかなと思います。半年間のハンデがモチベーションに火をつけてくれました。
編集部:そうして9月にデビューされたわけですが、これからどんな美容師になりたいですか?
岩波: まずはご来店いただくお客さまを満足させることが第一です。それと同時に、コンテストにも積極的に出場して結果を出せたらと。若手美容師のコンテスト、DREAM PLUS CONTEST 2024にも出たいです。去年はダメだったんですけれど、今年こそは!っていう感じです。
編集部:コンテストでのご活躍も、期待しています! 頑張ってください!
- プロフィール
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SiiKA
スタイリスト/岩波 ゆい
滋賀県出身、名古屋文化短期大学卒業。京都の美容室1店舗を経てSiiKAに入社。中途入社ながら、最短でスタイリストデビューを果たす。ナチュラルなニュアンスパーマ、透明感のある肌馴染みのいいカラーを取り入れたオシャレな雰囲気のガーリーヘアが人気。
Instagram @siika _yui
(文/外山武史 撮影/菊池麻美)