最速デビュー!ロケットスターター美容師 SiiKA編 新卒に半年遅れて上京!「すぐ辞めそう」なイメージを覆した最速デビュー siika岩波ゆい
入社後に明かされた「まさかの採用理由」
編集部:SiiKAさんは学芸大学を拠点にしながらも、業界内での知名度は高いですし、入社も狭き門のイメージがあります。採用の決め手はなんだったんですか。
岩波:サトーマリ、加藤、島田など、学生時代からリスペクトしていたスタイリストを目の前にして緊張しちゃったんですよ。それで震えていたのが可愛かったかららしいです(笑)。「なんかめちゃめちゃ震えてて可愛かったから、辞めちゃうかもしれないけれど採った」とサトーマリに言われました。
編集部:驚きの採用理由ですね。か弱い感じが可愛くて入社したのに、最短デビューと言うのはギャップありますね! ところでSiiKAさんはデビューまでどんなカリキュラムが組まれているんですか。
岩波: 内容としてはオーソドックスで、シャンプーやブローから始まり、カラー、パーマで最後にカットのチェックがあります。スタイリストデビューの基準は3カ月以内に指名で60万円を売り上げることです。私の場合は、2カ月と少しかけて60万円を達成しました。
カラーのチェッククリアに2年の月日を費やす
編集部:一番苦労したのはどのチェックですか?
岩波:カラーですね。カラーのチェックだけで2年くらいかかりました。難しかったのは、リタッチの技術ですね。3㎝伸びている場合、5㎝伸びている場合など、いろんな幅のリタッチに取り組みましたが、馴染ませるのがなかなか大変で。
編集部:リタッチのモデルさんを探すのも大変そうですね。
岩波:そうなんですよ。渋谷の「しぶちか」や、サロンの最寄り駅の学芸大学駅の改札の外で、ひたすら声をかけてモデハンをしました。5㎝伸びているモデルさんを探すのは大変なんですけれど、見つけたら協力してもらえる確率は高かったです。やっぱりみなさん、根元が伸びて髪色が黒くなっているのが気になるから。でも苦労したからこそ、今はカラーの施術にちょっと自信があります。