最速デビュー!ロケットスターター美容師 sand編 目標は美容師を「副業」にすること⁉ ショート×カラー×SNSで実現したsand史上最速デビュー福元実希
アシスタント時代からInstagramで自分ネタを発信
編集部:早期デビューをするためには、モデルさんを集めることも重要だと思うのですが、どんな方法で集めていましたか。
福元:モデハンもしましたがほとんどはInstagramで募集をしていました。アシスタントの初めの頃は、投稿できるのが自分のことしかないので、メイク動画やスタイリング動画をたくさん上げていました。朝準備を撮影して電車の中で編集して投稿、という感じです。あとは愛用のコスメとかお気に入りのファッションなども投稿していました。毎日やっていましたが、それで反響があると嬉しくって、全く苦になりませんでした。フォロワーさんからの反応がある分練習より楽しかったぐらいです(笑)。
当時は自分がショートでインナーカラーをしていたので、同じようにカットとインナーカラーをやりたいと言うモデルさんがたくさん来てくれました。ただ、カットとブリーチカラーの両方をやると、結構時間がかかるので、1日に練習できたとしても2人か3人が限界でしたね。
編集部:1日2、3人は十分多いです! モデルさん集めで苦労はしなかったんですね?
福元:ほとんどの項目ではモデルさんに苦労しなかったのですが…メンズカットの項目では、メンズのモデルさんがマストです。フォロワーさんは女性ばかりでInstagramでは集められないのでリアルでハントしました。渋谷のハチ公前や地下街などでお声がけして、メンズのカット、カラー、パーマの練習に協力してもらいました。
編集部:最終チェックはどんな感じでやるのでしょうか。
福元:人頭のカット、パーマ、縮毛矯正など15以上のスタイルがあり、自分が準備できたものからチェックを受けていくという感じです。同じロングスタイルでも、軽めと重めがあったりするので、かなりパターンは多いですね。ちなみに私はメンズカットのチェックが最後に残りました。
3回か4回くらい落ちたんですけれど、「次に受からないと、デビューの月が1カ月先にズレる」というタイミングでなんとか合格できました。
編集部:メンズカットのどんなところに苦戦したのですか。
福元:チェックでは、ハサミだけで刈り上げをつくらないといけないんですが、慣れていないので苦労しました。表面をキレイに整えるのが大変でしたね。
>スタイリストデビュー2カ月目で100万円…!でもsandでは普通