最速デビュー!ロケットスターター美容師 OCEAN TOKYO Osaka編 SNSが得意じゃなくても早期デビューはできる! 「お客さまを幸せにすること」だけを追求してOCEAN史上最速デビュー!津曲 唯人
サロン歴代最速デビューを果たしたスタイリストにフォーカスする企画「最速デビュー!ロケットスターター美容師」。スピードデビューが全てではないものの、誰よりも早くステージに上がるには「志」と「戦略」と「努力」が欠かせないはず!
今回は、OCEAN TOKYO Osakaの店長を務める津曲唯人(つまがりゆいと)さんです。韓国好き美容師としてSNS発信をしている津曲さんですが、実はSNSが苦手だったのだとか。SNSの集客力で早期スタイリストデビューを実現した人が多いですが、SNSに頼らなくても早期スタイリストデビューは不可能ではありません。SNSが得意ではない美容師さん必見のインタビューです。
入社前に一度もOCEAN TOKYOに行ったことがなかった
編集部:熱く、そして丁寧にスタッフを育てる印象があるOCEANさん。しかも、スター候補揃いのサロンでの最速デビューは素晴らしいですね。実際に入社してからどのくらいでデビューしたのですか。
津曲:11カ月です。ただ、誤解のないように伝えておくと僕の場合は中途入社でした。これまでの中途入社からの最速デビュー期間は1年11カ月だったので、1年間くらい短縮していることにはなります。
編集部:なぜ中途でOCEANに入ろうと思ったのですか。
津曲:OCEAN TOKYOが大阪にできると聞いて調べてみたら、「関西サロンの歴史を変える」というコンセプトを打ち出していました。それに熱い想いを感じて自分もそこに参加したいと思い、すぐに働いていた会社からの退社を決断し、応募しました。
編集部:憧れの美容師がいたとかではなく?
津曲:それどころか、一度もOCEANに行ったことがなかったんですよ。そんな人間は初めてだったみたいです(笑)。
まさかの電話対応で大苦戦!
編集部:そこから中途入社で最速でデビューされたわけですが、どんなカリキュラムを経てデビューしたのですか。
津曲:僕は中途入社でしたが、当然、前のサロンとは技術の考え方や仕事の進め方が異なるので、シャンプーからやり直しです。
シャンプーのチェックの後、電話対応のチェックがあるんですけれど、僕にとってはこれが最難関でした。合格までに5カ月かかっています。他の技術はどんどん受かっているのに、電話対応だけ合格できず。正しい敬語を話せなかったんですよね(笑)。
お客さまからあまり見えない部分ではあるんですけれど、「行きたい!」と思ってもらえるような電話対応を大事にしているサロンなんです。
編集部:でも技術面はスムーズに進んだのですね。
津曲:そうですね。パーマのヘルプとかクロスチェンジ、ヘアセットなどかなり細かいところから学ばせてもらいました。カットはスタートは副社長の三科(三科光平さん)に見てもらい、最後はWEST代表の出井(出井直助さん)のチェックで合格しました。同じタイミングでカラーとパーマもガッツリ練習してデビューに備えました。