最速デビュー!ロケットスターター美容師 LONESS編 終電1分前まで客ハンした努力家!? 紹介・口コミを武器に成長中の最速女子!
鏡越しにお客さまと目を合わせて話すことで劇的な変化が
編集部:お客さまと素敵な関係を築いていますね! どうしたらずっと通い続けてもらえるのでしょうか?
加藤:うーん、なんだろう…技術はもちろん大事なんですけれど、上手い人はいくらでもいるじゃないですか。だから、友達のように話せる関係を築くことを意識していましたね。
1年目のときに、表参道店の店長をしている原倫子(はらりんこ)さんのアシスタントについていました。そのとき、鏡越しにお客さまの目を見て話すことをアドバイスされたんです。それから何秒かに1回くらいのペースでお客さまのお顔を見るように意識しました。すると、自分でも驚くほど距離を縮めやすくなったんです。
「いけそうだな…」と思ったときに「彼はいるんですか?」などと切り出してみて、乗ってくれれば深ぼりするし、そうでもなければ違う話題に移るという感じで、お客さまにとって気持ちの良いコミュニケーションを追求しました。
編集部:同期のライバルのみなさんは刺激になりましたか?
加藤:なりました! 同期は6人いてみんな仲が良かったです。今も月1回くらいみんなでご飯を食べています。私は同期の中でもカリキュラムの進みが早いほうではあったのですが、常に1位、2位を争うライバルがいて、とても刺激になりました。
私はマイペースに見られがちですし、実際マイペースなんですけれど、結構負けず嫌いなんですよ。抜かされたら悔しいので、より一層頑張っていましたね。
お客さまが離れなければ積み上がる一方
編集部:美容業界でデビューまでの期間がどんどん短縮されているので、4年というと少し長く感じました。焦りはありませんでしたか?
加藤:専門学校の同級生が2年でデビューしたりしているのをInstagramなどで見かけたりしましたが、もともと私は4年くらいかかる前提で考えていたので、焦りはなかったです。むしろ、自信を持ってデビューすることを考えたら、ちょうどいいくらいなのかなと。
ただ、アシスタントのうちは貯金ができないし、将来を考えたときに早くデビューしなきゃと感じた時期はありました。それも、モチベーションに変えていましたけれど。
編集部:技術を磨いて満を持してのスタイリストデビューだったのですね。デビュー初月の売り上げはどのくらいでしたか?
加藤:最初は50万円でした。仲の良い友達や馴染みのお客さまが来てくださったのですが、少し割引をしていたので、売上が積み重なっていかない焦りがありましたね。
スタイリストになってから、空いた時間にハントをしたこともあります。でも、結局は、お客さまの紹介や口コミできてくださった方のほうが固定客になってもらいやすいですし、自分がお客さまをキレイにすれば、そのお客さまが広告塔になってくれるのだと思います。
なにより、お客さまが離れていかなければ、積み上がる一方です。来てくださったお客さまが、絶対にまた来てくれるように技術はもちろん、楽しいお話をしたり、髪の悩み相談にしっかり応えたりして、リピートにつなげられるようにしました。
LONESSでは当たり前の300万円プレイヤーになりたい!
編集部:今の売上はどのくらいですか?
加藤:月100万円にじわじわと近づいているところです。私はナチュラルなボブスタイルをInstagramで発信しているのですが、Instagram経由での予約が増え始めました。私自身が好きなスタイルを作品にしているから、お客さまとの相性はいいはずなので、Instagramからの集客割合も少しずつ増やしていけたらと思っています。
編集部:LONESSさんには300万円プレイヤーの方がたくさんいます。
加藤:そうなんです。ここで頑張れば先輩たちのようになれると信じられる環境なのでこのまま突き進みます。そして、経済的な基盤をつくって、結婚や子育てをしながら美容師を続けていきたいです!
編集部:素敵なお話、ありがとうございました! ぜひ頑張ってください!
LONESS
加藤未来(かとうみらい)
愛知県出身。山野美容専門学校卒業後、LONESS入社。専門学校時代からLONESSのファンで、「入社するのでお願いします!」と伝えていた。入社後は持ち前の負けん気を武器に、カリキュラムを最速突破。顧客を増やす戦略で、デビュー後は着実に売上を伸ばしている。得意なスタイルはナチュラルでおしゃれなボブスタイル。
Instagram:kato_mirai
(文/外山 武史 撮影/泉山美代子)
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