最速デビュー!ロケットスターター美容師 LECO編 スタイリストデビュー前にヘアショー開催!? 技術だけじゃ合格できないLECOの最速デビュー物語 重水 桃夏
サロン歴代最速デビューを果たしたスタイリストにフォーカスする企画「最速デビュー!ロケットスターター美容師」。スピードデビューが全てではないものの、誰よりも早くステージに上がるには「志」と「戦略」と「努力」が欠かせないはず!
今回は、LECO(レコ)で最速デビューを果たし、今やトップスタイリストとして活躍する重水桃夏(しげみずももか)さんの軌跡に迫ります。アシスタント時代から趣味のアニメやサブカルチャーをSNSで発信し、「サブカル美容師」として多くのフォロワーを獲得。技術とクリエイティビティを武器に、月に200万円を超える売上を記録するまで成長した彼女の秘訣に迫ります。
新卒の4月から即戦力、2年目からはカット習得に専念
編集部:センスも技術も高いレベルが求められるLECOさんでの最速デビューですが、デビューまでどのくらいかかりましたか?
重水:2年半です。
編集部:通常だとどのくらいかかるものですか?
重水: 2年半でデビューできるようにカリキュラムが組まれているので、2年半から3年くらいでデビューする人が多いですね。
ちなみに、カットの技術は2年目から強制的に始まります。1年目で全ての基礎技術を習得していないとダメなんですよ。だからみんな1年目から必死です。なんなら、シャンプーの技術は、内定が決まったら学生時代から練習できる機会があるので、頑張れば4月の入社時点でヘルプに入れるんですよ。スタートダッシュができるし、私の場合は入社した時からやれることがあるのでサロンの一員になれたという気持ちが持てて嬉しかったですね。
編集部:最初から早期デビューを目指していたのですか?
重水:早くうまくなりたいという気持ちはありましたけれど、デビューのタイミングを強く意識することはなかったかもしれないです。アシスタントの仕事自体もかなり楽しかったんですよ。というのも、掃除や準備といった基本的な仕事だけでなく、代表の内田のアシスタントをしていたときも、私が覚えた技術は任せてくれることが多かったんです。