最速デビュー!ロケットスターター美容師 fifth編 1年10カ月でスタイリストデビュー! 最年少で店長まで駆け上がり、なお加速する期待の星 fifth橋本龍星

とにかく数を追いかけたことを今は反省

 

 

編集部:一番苦労した時期は?

 

橋本:デビュー前の最終チェックを受け始めてからが長かったです。 とにかくデビューチェックまで早く到達したいと思っていたので、急いで100人切りに取り組んだのですが、それがよくなかったのかもしれないですね。

 

編集部:どうしてそう思ったんですか?

 

橋本:100人切ってチェックを受けることばかりに気を取られて、先輩のフィードバックをおろそかにして思い込みで切ってしまっていたんです。最終チェックでは、レディースのショート、レイヤースタイル、ワンカールボブ、メンズの刈り上げなしの耳出しショートと、刈り上げのマッシュパーマのそれぞれで合格をもらう必要があります。メンズは早々にクリアできたのですが、レディースがなかなか合格できなかったんです。当然全てのスタイルにクオリティを求められるし、メンズはSNSでメンズスタイルを打ち出しているのでモデルさんを集めやすいんですが、レディースはなかなか集まらず。あとは、メンズに強いサロンということもあり、レディースのお客さまを間近で見る機会が少ないんですよね。

 

 

編集部:たしかに、メンズに人気のサロンの印象が強いですものね。レディースのモデルさんはどうやって集めたんですか。

 

橋本:渋谷の「しぶちか(地下街)」で探していました。ようやくモデルさんを見つけて切らせていただいているときも、レディースのスタイルは正解がわからないので、迷いがあったんですよ。自信満々で「切れた!」と思ったときも、先輩にチェックしてもらうと切り方が全然違ったりとか…。結局、先輩スタイリストのフィードバックを一つひとつクリアして、4カ月くらいかけて合格をもらいました。

 

 

編集部:チェックはどのように行うんでしょうか?

 

橋本:各店舗から集まった先輩スタイリスト10名がチェックしてくれます。それぞれ気になったところを指摘してもらう、という流れでした。

モデルさんを100人切っているときに、もっと濃い練習をしていたらもっとスムーズに合格できたと思います。同じ思いをしてほしくないので、僕の後輩にもこのことを伝えています。

 

 

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