最速デビュー!ロケットスターター美容師 Belle編 上達のコツは「朝練の習慣化」と「時間を測ること」

忙しい先輩に教えてもらうためのコツ

 

 

編集部:先輩たちに教えてもらうコツもありますか?

 

白山:基本的に、スタッフ同士の距離が近くてなんでも聞きやすいです。でも、先輩たちも忙しいから、できるだけポイントを絞って聞くようにしていました。

 

例えば、「お時間あったらモデルさんの髪質をみるところと、明日でいいので仕上がりの写真をみてもらえませんか?」という具合です。そうすると、先輩にかかる負担を減らせるし、自分も一人ではできないところを教えてもらえるので、一番効率的なのかなと。

 

 

編集部:デビューするまでの過程で一番大変だったのは?

 

白山:ショートカットのチェックですね。というのも、教える人によってどうしても好みに違いがあるので、教える内容も少しずつ違うんですよね。だから、たくさんの技術を自分に当てはめていくことが大変でした。5回か6回はチェックを受けていましたね。でも今考えると、実際お客さまはそれぞれ好みも要望も違うのでさまざまなパターンの練習ができたのは美容師としてプラスだったなと思います。

 

 

編集部:苦労した分、スタイリストデビューしたときに感慨深いものがあったのでは?

 

白山:私は中学生の頃から美容師に興味があって、中学の職場体験で先生に頼んで特別に美容室勤務の体験をさせてもらったんですよ。当日は貧血を起こしてバックヤードで休んでいましたけれど(笑)。でも、みなさんに親切にしてもらい、美容師になると決めました。

 

私の母は、私がずっと美容師を目指していたことを知っているし、応援してくれていたので、デビューが決まってすぐ連絡しました。「お母さん、明日何してるの?お店来れる!?」って(笑)。だから、最初のお客さまは、私の母です。

 

たくさんのお客さまにをヘアを通して幸せにしたい!

 

 

編集部:カットするときに緊張したりしませんでしたか?

 

白山:緊張というより、自分を奮い立たせていました。心を燃やして全集中…みたいな感じです。

 

サロンワークでは、私はお客さまと信頼関係を築いていきたいので、カウンセリングを大切にしています。お客さまの日常にフィットするヘアスタイルをつくりたいからです。

 

ありがたいことに、店舗の立地も良く、ブランド力もあるから、新規のお客さまも沢山いらっしゃるんですよ。毎回「絶対にリピートしてもらう!」と気合を入れています。そのために、丁寧にカウンセリングしてお客さまのライフスタイルや好みを引き出すことを大事にしていますし、「次回はこうしましょう」という提案もしています。

 

 

編集部:毎日の充実っぷりが伝わってきます! 次の目標を教えてください。

 

白山:まずは目標売上を達成したいです。あと少しというところまできているので、11月、12月で達成したいと思います。ただし、数字にこだわるというよりは、私はお客さまのことが本当に好きなので、会いにきてくださるお客さまを増やし続けたいという気持ちのほうが強いです。

 

編集部:ぜひ目標達成してください!今後の活躍も期待しています!

 

プロフィール
Belle新宿
白山綾夏(シラヤマ アヤカ)さん

神奈川県出身。国際文化理容美容専門学校国分寺校卒業。新卒でBelleに入社。銀座並木店、表参道店、原宿店を経て新宿店へ。2022年1月にサロン最速でのスタイリストデビューを果たす。顔まわりの似合わせカット、透明感のある抜け感カラー、ハイトーンカラーなどでファンを獲得している。

 

(文/外山 武史 撮影/菊池麻美)

 

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