過去には戻れない! 前だけを見て、自分のネガティブ要素を削っていこう! Cocoon SAKURAの「ポジティ部」【前編】
<Training02>モチベーションを持続しよう!
ポジティブな気持ちが続くために効果的な習慣や口グセなど行動のパターンを学ぼう!
自分の中にあるネガティブ要素を削り取っていこう!
いつもポジティブでいるためには、自分の中のネガティブな要素を全部削ることが大事です。たとえば、暇なときに余計なことを考えてしまうのだったら、暇な時間をつくらないようにする。お休みの日も同じで、だらだら過ごしたくないから、その日にやらなくてはいけないこと・やりたいことを書き出してスケジュールを立てています。有意義な休日を過ごすと、次の日のサロンワークの質が高まるんですよ。
ほかにも、二度寝したせいで朝の支度で慌てたり、顔がむくんだままサロンに行く羽目になってしまったのなら二度寝をしそうなタイミングでそのことを思いだして「ダメだ起きよう!」と思うようにします。後輩への伝え方がよくなかったかな、と思ったら次の声かけでは注意していますね。こんな風に、一度でも「よくないな」と思ったことがあったら、次からそれをしないようにすると、失敗ではなく、経験だと感じられると思うんです。その結果、ポジティブでいられる時間が増えると思います。何気ない簡単なことからやってみるといいと思います。
営業中、とても忙しかったり、思い通りにならない状況が続いてしまうと、心が乱れてしまうこともあります。そんなときは、「今、私がしなくてはいけないことは何だろう?」と考えるようにしています。そうすると、視野が狭くなっていた自分に気づき、気持ちが整うんです。「よし、お客さまのためにベストを尽くそう」と気持ちを切りかえることができます。
ポジティブでいるための習慣としては、毎朝必ず鏡を見て笑うようにしていますね。脳はだまされやすいらしく、どんなに憂鬱な日でも笑顔になると切り替わるそうです。ハードな仕事をしているときに、トイレの鏡の前で笑顔になることもあります。あとは、自分の気持ちを切り替える方法を見つけておくといいですね。ポジティブを維持するためにすることは人それぞれ違うと思いますが、大事なのは「いいな」と感じたことを続けることではないでしょうか。
♦♦♦Training02のおさらい♦♦♦
自分の中のネガティブな要素を一つひとつ削っていこう!「よくないな」と思ったことは繰り返さないようにして、「いいな」と思ったことは習慣化させていこう。
- プロフィール
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Cocoon
ディレクター/SAKURA(さくら)
1984年生まれ、石川県出身。都内1店舗を経て、「Cocoon」のオープニングスタッフとして参加。骨格に沿ったカットでクセ毛を生かすスタイルが得意で、多くのクセ毛のお客さまに頼りにされている。自身がディレクションした「ミルボン ジェミールフラン アクアピュレ」も好評。
http://www.cocoon-van.com/
(取材/外山 武史・撮影/菊池 麻美)