9年間の売れていない期間を経て、磨き上げられたポジティブ SHACHU CEOみやちのりよしさんの「ポジティ部」【前編】
【Training 01】ピンチからポジティブ思考を鍛えよう!
コーチが体験したピンチをもとに折れない心のつくり方、前向き思考をトレーニング!
スタイリスト時代、9年間の売れていない時期をどう乗り越える?
僕が独立をしたとき、周囲の人から驚かれました。
「売れていないのに…」って。
前のサロンでは9年間、売れないスタイリストだったので、ずっとロングピンチ(笑)。
ずっと焦りは感じていたし、少し時間を持て余していた時期ももちろんありました。
でも根底にあるのは、「美容が好き」と「日本で一番になる」という気持ち。
僕は銀座のお店にいたのですが、そのときから、SHACHUで今打ち出しているようなハイトーンカラーのスタイルをやりたかった。でも銀座のお客さまが求めるのは、コンサバなスタイルが多かったんですね。
だから当時の店長に「フリーのお客さまは回してもらわなくて結構です。自分で探します」と言ってしまったがために、9年間のロングピンチ期間に陥ってしまいました(笑)。店長からすると、可愛くないスタイリストですよね。
でも自分が売れていない原因を、お店の立地や環境のせいにしたくなかったんです。
半ば意地で「美容が好き」「日本で一番になる」という気持ちと、応援してくれていた先輩・後輩・恋人・家族の期待に応えたい気持ちから、まずは目の前のお客さまを喜ばすことを考えて、9年間のロングピンチを乗り切りました。
モチベーションを保つために実践していたことは、まずとにかくやるしかないと決める。余計なことを考える暇を作らない。休みもほとんどとらないで、ずっとモデハンしたり、仕事をしたり、とにかく体を動かす。
そうやって独立のタイミングを狙いました。
独立したときは、「これでやっとなんのしがらみもなく、自分の好きな美容ができる!」と思って、ワクワクしてましたね。売れる保証なんてどこにもありませんでしたが、不安を感じるどころか、毎日が楽しみでした。
♦♦♦Training01のおさらい♦♦♦
売れていなくても、自分はどうしたい? それに向かってひたすら行動すべし。悩む暇は作らない!