1つ求められたら100倍にして返す! アガるメイクの伝道師、イガリシノブの「ポジティ部」【前編】

【Training01】ピンチからポジティブ思考を鍛えよう

コーチが体験したピンチをもとに折れない心のつくり方、前向き思考をトレーニング!

 

 

どれだけ経験を積んでも初めての人のメイクは緊張! だからこそ準備は万端に!

 

ピンチとは少し違うかもしれないけれど、初めてのモデルさんや、女優さんのメイクをするときは今も緊張します。20代後半くらいのころは、自分より年上の女性のメイクに入らせてもらうことのほうが多かったから、とくに大御所の女優さんが相手のときは、前日に願掛けしたりしてました。といっても、どこかにお参りにいくとかではなくて、道具を全部きれいにするとか、できる準備はすべてやりきるっていう感じです。

 

当日は必要以上に早く現場に入らないようにしています。あんまり早く着きすぎちゃうと、緊張が止まらなくなってしまうから(笑)。結局、何をしてもメイクに対するプレッシャーはあるんだけれど、私は負けず嫌いだから、「プレッシャーなんかに負けるか」って思うんですよね。ヘアメイクって大体1時間半くらいで終わるから、その時間を乗り切ったらプレッシャーから解放されるわけですし。

 

それに私は、こう見えて人見知りなんです。中学・高校時代と比べると随分とマシになったのだけれど、初めての人と話すとき、しゃべりすぎちゃって何しゃべったかわからなくなってしまうこともありますし。

 

今も、人見知りを克服できたとは思わない。だけど、ロンドンへ留学したことがきっかけで少しラクになった気がします。最初は、言葉の壁がある中で、どうやってみんなの輪に入ろうか悩んだけれど、自分の話したいことを素直に話して、笑っていたらみんなの輪の中に入れてもらえることがわかったから。笑顔でいたらなんとかなるものですよね。

 

 

あと、これもピンチとはちょっと違うけれど、自分の名前が知られるようになってくると、応援してくれるファンが沢山できた反面、アンチの人たちも増えてきたと思います。

私なんてネットで「イガリメイクって何? 酔っ払いメイクなの?」と書かれたことも。でもそんなとき、「そのチーク今、世の中で超かわいいっていわれているから、あなたも早く可愛い世界においでよ」って明るい気持ちで受け止めています。

 

直接ディスられることもありますね。たとえば「ぺちゃぱい」とか(苦笑)。そんなときは、「そうです、ぺちゃぱいで〜す!」「巨乳が好きならあちらの席にどうぞ♪」とか、笑いに変えることによって愛のあるけなしに変えてあげるっていうのもありますね(笑)。

 

そもそも、ちょっと何か言われたくらいで傷つくことはないんだけれど、言われっぱなしにするんじゃなくて、プラスに変えていったほうがいいって思うんです。落ち込んでいる様子を他人に見せてもいいことないし、嫌なことがあったら家族や彼氏に聞いてもらえばいい。だけど、ほかの人たちの前では明るく、いつも笑っていられたらいいですよね。

 

♦♦♦Training01のおさらい♦♦♦

 

入念な準備と笑顔があればなんとかなる! ディスられたときも笑いに変えちゃえ!

 

>イガリ流、大きなチャンスを引き寄せる方法

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング