【女性トッププレイヤーの岐路】PLATINA山崎優衣が新天地で育む、新しい価値観とキャリア。新宿から表参道へ、元同僚と歩んだ独立セオリー

 

心のゆとりを大切にしたことで、カウンセリングも進化

 

 

前職時代は売上に追われて毎日3枠をフルでこなす日々でした。仕事終わりは「今日も頑張ったな…」という感じで、結構疲れていました。周りがみんな頑張っていたので、頑張ることが普通だと思い込んでいたんです。表参道に移ってからは、肩の力を抜いて、繁忙期以外の平日は2枠に設定して週末だけ3枠にしています。平日に少しゆとりができただけでも、気持ちがすごく楽なんですよ。代表を含め、「そんなに無理しなくていいよ」という考え方のスタッフが多いので、楽しく働けている感じもしています。

 

 

2枠にしたら売上は下がるだろうなと覚悟していたんですけど、驚いたことにお客さまのメニューがカット&カラー&トリートメントのようにフルコースの方が多くて、単価が上がったんです。そのおかげで、売上はほとんど変わっていなくて。これは嬉しい誤算でしたね。昔から丁寧なカウンセリングを大事していましたが、当時は「1分1秒でも早く終わらせて次の仕上げに行かないと」という思考になりがちでした。でも今は枠数を減らしたことでメニュー時間が長くなったので、以前より深くカウンセリングできている感じがしています。私自身も心に余裕が生まれ、自然体になれた気がしますね。

 

ありがたいことに、前職の顧客さまは半分以上来てくださっていますし、新規も引き続きインスタからたくさん来てくれています。前職時代はセミナー活動も盛んで全国でたくさんやらせていただきましたが、ここではサロンワークに注力していこうかなと。人の繋がりで都内近郊の臨店講習はやらせていただいていますけど、お店に根を張ってお客さまとさらにしっかり向き合っていきたいなと思っています。

 

 

>オリジナル商品の開発やパッケージデザインにも挑戦中

 

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