シラフでは語れない!? “パパ美容師”たちの本音トーク座談会
子どもがすくすく育つのは、奥さまがいてくれてこそ!
-みなさん、とてもお忙しいかと思うのですが、家事、育児の分担などはどうしていますか?
一同「……」
-あれ? (笑)
VANさん「この(忙しそうな)メンツでしているわけないでしょ(笑)」
堀之内さん「いやいや、僕してますよ。ゴミ出し」
小林さん「それカウントしていいんですか? なら僕もゴミ出し」
保坂さん「僕、この間、洗濯しました!」
-(笑)
VANさん「僕は、娘のときから10年間、ほぼ毎日保育園には連れて行っていますね。息子が4月に小学生だから、それがあと何日でなくなっちゃうと思うと※、なんだか悲しくて…」
※3月13日取材時点
一同「10年!」
VANさん「そう! 家事の分担はほぼしていないんですけどね。でも、最近子どもと一緒にいることがすごく楽しくて、パパを満喫しています。というのも、長女が産まれたときは、まだ若かったし、仕事の方に気持ちが向かっていたから子育ては妻に任せっきりだったんですよね。『渋谷の交差点では、ベビーカー押さない』とか、カッコつけちゃって。最悪ですよね(笑)。長男が産まれたときにもCocoonのオープンと重なって、最初の2年くらいは記憶がないし。最近長男が成長して、男同士でしか分からない秘密めいた遊びができるようになってきて、気持ちの共有を楽しんでいるというか…」
堀之内さん「男の子、楽しそうですね」
VANさん「うん、楽しいよ、多少やんちゃしてケガしてもいいと思えるから、気もラク。女の子は傷つけちゃいけないと思うし。しかもさ、女の子大人になるのが早いんだよ。娘が小学校3年生のとき、僕覚えていないんだけど、運動会で娘に向かって投げキッスをしたらしいんだよね。それを次の年に『あれ、友達にすごい言われて、トラウマだから!』って言われちゃって…」
一同「大爆笑」
堀之内さん「でも、僕もありますよ。出かけるときにほっぺにチューしたら、思いっきり手で拭かれました。しかも、まだ三歳の下の娘ですよ」
保坂さん「うちは、嫁さんに手で拭かれてます(笑)」
堀之内さん「それ、ダメじゃん(笑)。でも、僕もVANさんと同じく、Belleのオープンと長女の出産が重なっちゃったので、家事はもちろん、子育てもほとんど妻に任せっきりでしたね。しかもすぐ下が産まれたから、妻は本当に大変だろうなと」
小林さん「本当にママって大変ですよね。産まれたばっかりのときに、子どもが泣きはじめたら、僕はなにもできないけど、とりあえず目を覚まして座るようにしていました。やる気はあるんだよってことで」
保坂さん「わかります、わかります。僕も子どもが産まれたばっかりのときは、母乳が出ればいいのにって切実に思いましたね。泣かれて、おっぱいが欲しいとなったら、もうなにもしてあげられないじゃないですか。手術しようと思ったくらい(笑)」
堀之内さん「卒乳したら、どうするんですか?」
保坂さん「あ、そっか」
VANさん「それじゃあ別の意味で“チチ”美容師じゃん!」
一同「大爆笑」
-みなさん、家事の分担はほとんどしていないということで(笑)、家族サービスについてはどうですか?
堀之内さん「これ、僕やってます。でも、たいしたことないとか言われそうだな。でも一応、休みの日は、絶対に家族と一緒に過ごすようにしています」
VANさん「当たり前と思うかもしれないけど、それって大事だよね」
堀之内さん「その代わり、自分一人の時間は全くないですね。でも年子の子を育てている妻はもっと大変だから」
保坂さん「うちは、結婚記念日もそうだし、子どもが産まれたのもそうだし、おめでたいことが9日に重なっているんですよ。だから、9日は必ず外食だったり、旅行だったり、お祝いすることにしていますね」
一同「えー、ロマンチック!」
保坂さん「ロマンチックなんですかねー? お客さまにもよく言われるんですけど、僕にとっては普通のことなんですけどね」
VANさん「それ、普通はできないよ! うちは、定休日の火曜日は奥さんが(もちろん僕も)家事をしなくていい日。朝・昼は無理でも、少なくとも夕食は外食して、一緒に過ごすようにしているくらいかな」
小林さん「僕は、毎週水曜と土曜日は早く帰る日って決めているんですよ。娘がギリギリ起きている時間に帰りたいと思って」
-先ほど話しに出た運動会ですが、そういった土・日に行なう学校行事にはVANさんは参加するんですか?
VANさん「運動会なら14時まで参加します。でもそのあとはサロンワークに出たくないくらいヘロヘロ。休んじゃおうかな…って一瞬思うけど、やっぱり土曜日だから『行かなくちゃ!』って思い直して、ヘロヘロのままサロンに出勤します」
一同「…なるほど」