話題の恋愛リアリティーショーにも出演中! ファッションラバーの美容師・大高康平さんってこんな人

 

 

某動画配信サービスで話題の恋愛リアリティーショーに出演し、注目を集めている大高康平さん。自らがオーナーとなるサロンを出店すべく、現在はフリーランスとして活躍中です。

素晴らしい人柄は番組内でも十分伝わっていましたが、大高さんの美容師としての魅力や思い、お客さまへの愛の深さが見られるのはここだけかも…!?

ユーモアと、ファッションと、ヘアへのこだわり、さらにこれまでとこれからの話。全てを絶妙なバランス感覚で混ぜ合わせた、大高さんならではのインタビューとなりました。

 


 

アットホーム型サロンで、ひたすら若者に向けたデザインを作り続けた

 

 

実は僕、新卒のときは働きたいサロンというのが本当になくて……美容専門学校2年生の3月まで、就職先が決まっていなかったんですよ。そんな僕に声をかけてくれた先輩の誘いで、一旦は埼玉の美容室に入社することができました。ただ、自分の中で「やっぱり美容師をやるには東京で」という考えがあって、割とすぐ退社してしまって。

永遠の夏休みを手に入れた僕は、それまで行ったことのなかったアメリカのブルックリンに思いつきで飛んで、1カ月過ごしたりして楽しんでいたんです。ただ、いざ帰国したら同級生たちはみんながんばっているし、「やばい、自分も頑張らないと」と思ってようやく本腰を入れてサロンを探し始めました。

 

 

それが6年前くらいなので、まだ結構雑誌が読まれている時代だったんですよね。僕もヘアカタログを見て、載っているサロンで気に入ったスタイルがあったら片っ端から電話をかけて中途採用をしていないか問い合わせました。そんな中で出合ったのが前職の代官山のサロンでした。

美容師になるからには、いずれ自分のお店を持ちたいという目標が当時からあったので、面接でオーナーに「いずれは辞めて自分のお店を持ちます」って宣言したんですよ。入社の面接でそんなことを言うなんてやばいヤツだと思ったって、あとでオーナーに言われました(笑)。でも、そんな気概を買ってもらってサロンの一員になることができました。

 

入社してからは、すごく楽しかったですし普通に頑張っていましたね。お店自体は個人店で、お客さまの年齢層も子どもから大人世代まで幅広いアットホームなサロンなんです。僕は同世代や若い子に向けたヘアデザインを作りたかったので、とにかく自分でモデハンしてきて、やりたいスタイルを作り続けていました。

 

 

後輩のアシスタントからも若者のお客さまがやりたいと聞いていたので、背中を見せたいという気持ちもあったんです。

美容師って、どこにいたとしても自分の力がないと続けられないと思っているので、場所や会社のせいにすることはありませんでした。「自分がやりたいお客さまは、自分で集客すればいいや!」と前向きに考えていましたね。

 

ゼロからいろいろなことを教わりましたが、一番印象に残っているのが“お母さん接客”という接客スタイルです。「ごはん、ちゃんと食べてる?」とか、美容師がまるでお母さんになったかのように接客するんですよ。おせっかいとも言える接客なのですが、すっかり今の自分にも染み付いています。

練習も熱心にやっていたので、当時のアシスタントの中ではかなり早く、2年半でデビューしました。それから2年間同じサロンでスタイリストを続けて、現在はフリーランスとして働いています。

 

>「私とあの人、同じ髪型なのに何かが違う」

 

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