バズるのが苦痛になっていた…!? カット3万円のショート・ボブ専門美容師 大野道寛さんが表参道orenteで描く革新的経営&成長戦略
rcid group の信用力のおかげで5年かかることを2カ月で実現できた
金子さんが代表を務めるrcid groupは、表参道、自由が丘、池袋、武蔵小杉に店舗をかまえています。全5店舗あり、スタッフは50名以上、長く事業を営んでいるため信用力もあります。その一方で、1人で月何百万円も売り上げるスタープレイヤーはいなかったですし、SNSインフルエンサーもいないということで、僕がそのノウハウを提供しつつ、店舗運営に深く携わることに。既存の表参道の物件は、地下鉄の駅の真横という抜群の立地でしたが、採算性が低かったため、僕がV字回復を任されることになったんです。
お金を借りて、物件を借りて、内装工事をして、人を採用して店舗を運営して…となるとお金がかかるだけではなく、構想から5年はかかるのが普通だと思います。それら全てを2カ月で実現できたのは、rcid groupの信用力があったから。rcid groupの代表である金子さんには信用力があり、木村さんには美容業界の知見とイノベーティブな発想があり、僕はSNSの影響力と、パワープレイヤーのノウハウがあります。これら3つがシナジー効果を発揮している舞台がorente 表参道 by rcidなんですよ。
左から木村さん、大野さん、金子さん
この店舗は、rcid groupのフラッグシップストアになるポテンシャルを持っていると思っています。表参道には夢を持ってやってくる美容師がいますし、いい意味でミーハーな子も集まりやすいエリアです。僕自身、表参道で18年間美容師をやってきて思うのは、表参道でしか味わえない美容師体験があるということ。街のブランド力があるし、激戦区で選ばれる美容師になるように教育しなくてはいけません。だから、orente 表参道 by rcidは、これまでの地域密着型のrcid groupの店舗とはタイプが違います。ここがあることで美容師の最適配置や、相乗効果につながるんじゃないかなと期待しているところです。