【ZOOMお悩み相談室】Gratii大更章文さん&足立孝史さんがズバリ本音で答えます!二人の面白くて為になる掛け合いはぜひYouTubeで!
コロナ禍の今、【ZOOM お悩み相談室】を緊急解説!
「大人の女性のお客さまとの会話がストレスです」「一つ下の後輩がなれなれしくて困る」「女性のお客さまからのお誘い、断れない」「アシスタントが、どんどん辞めていく」
あなたはどう対処していきますか? 美容師歴20年のベテラン美容師、 Gratii大更さん&足立さんがズバリ斬っていきます!
【目次】
>大人の女性のお客さまとの会話がストレスです(23歳アシスタント 男性)
>一つ下の後輩がなれなれしくて困る(23歳アシスタント 女性)
>女性のお客さまからのお誘い、断れない(27歳スタイリスト 女性)
>アシスタントが、どんどん辞めていく (27歳スタイリスト 女性)
QJナビDAILY編集部(以下、編):大更さんと足立さんはGratiiのツートップとして活躍するパートナーでありながらも、出身サロンも違うし、全く性格のタイプが違うことが面白いなと感じていました。今回はそんなお二人とZOOMでお会いできて嬉しいです。ぜひ大人目線から本音でズバズバと語ってください!
まず一人目のお悩みからです。
<23歳アシスタント 男性>
大人の女性のお客さまとの会話がストレス。空気を読もうとすると逆に空回りしてしまって。仕事は好きだけど、どう声をかければいいのか考えるのがしんどい。
足立さん:年齢が離れるとツライのはお客さまも一緒なんです。なので無理に話を合わせる必要はないと思います。美容師とお客さまの会話というと髪のことだったり、髪を乾かしているときなら、乾かし方を説明したり、使っているシャンプーやトリートメントの話をしたり、普段のケアの話をしたり。髪をキレイにするための話はいくらでもできるんですよね。
会話に困るという時点で、その人の髪をキレイにしようとしていないという風に僕には取れてしまう。本当に目の前の人の髪をキレイにしようと思ったら、その人のことを知っていますか? という話になる。話す、というよりは、知りにいく。それがお客さまをキレイにすることにつながるんじゃないのかなと思います。
お客さまに現状を話していただいて、それに対して美容師としてアドバイスさせてもらうということですね。それが大事だと思います。
編:大更さんはいかがでしたか? 23歳頃は?
大更さん:僕は相談者さんとは真逆なんですよね。むしろお客さまが大好きすぎて、その人を知りたいという気持ちでずっとお話ししていたので。全く苦痛に感じなかったんですよね。
お客さまに勉強させていただいているというのが一番大きかったので、自分が知らないことがあれば、何ですか? と全部聞いていました。「そんなの知らないの?」と言われても、教えてくださいと言って、自分の無知を恥ずかしがることもなかったです。パッと見で怖そうな人でも、スタイリストとは話さなくても、逆にアシスタントとはよく話したりすることもあるので。
自分から興味を持つことが大事だと思うんですよね。何でもいいんですよね。よく美容室の接客は、天気と宗教の話はダメだと聞きますけど、天気くらいからさらっと、一つの質問でどう返ってくるかの反応をみてみるのから始めればいいと思います。
<23歳アシスタント 女性>
一つ下の後輩がなれなれしくて友達感覚で話しかけてくるので苦手。もっと礼儀をわきまえてほしい。どうすれば先輩として意識してもらえるのでしょうか。
大更さん:僕はけっこう後輩タイプだったんで、何とも言えないんですけど(苦笑)。足立くん、ちょっとお願いします!
足立さん:僕からすると話しやすい空気が作れているということは、それはそれで素晴らしいことですね。もし後輩からバカにされているように思えるんなら、後輩が納得させられる気持ちになる話ができていない。ということなのかなという気がしますね。
大更さん:親しみやすさがある人には話しかけやすいからね。足立くんのように「話しかけるなオーラ」を出している人には話しかけないし(笑)
話しかけないでという空気を出すことも必要だと思います。声のトーンを変えたりする必要もあるかもしれませんね。
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