20歳の新人が実働8日で月売200万円突破! 令和の怪物現る。
スタイリストとアシスタント業務を兼業するスタイル
村田:僕はすごく不器用なタイプだったので数をこなさないとできなかったんですが、彼は最短で進めるタイプですし、アウトプットも速いし、教えたことにプラスαできるんです。いい意味で規格外の湊くんを、従来通りアシスタントに専念してもらうのはちょっと違うなと思いました。
もともと僕は、美容師1年目からその人にあった働き方をしてもいいんじゃないかと考えていたんです。彼のようにすでにカット技術を持っている人は、最初からお客さまに入るのもアリかもしれない。自分で予約を集められる日はスタイリストとして、それ以外はアシスタントとして僕についてもらいながら基礎を学んでもらうようにしました。
湊:アシスタントをすることで間近で村田さんの技術を見ることができますし、カラーの配合の仕方などの発見も多いです。しかも、学んだことをすぐに実践できるので、技術が身につきやすいですね。
僕は6月にサロンに入って1、2カ月したとき「9月に月売上100万円を達成します」という目標を村田さんに話していたんですよ。村田さんがどんな反応するかなと思ったら「おっしゃ、行こ!」と驚くでもなく、否定するでもなく、そのまま受け止めてくれました。正直、僕はそのリアクションが物足りなくて(笑)。
だから最低でも100万以上はいこうと決めて、技術とお客さまへの提案の仕方を改めて練り直しました。そして、9月に村田さんに「150万円行きます」といったんです。そうしたら「150!?」って。
村田:ひと月じゃなくて、8日で150万円ですからね。
湊:8日間という限られた時間の中で、目標を達成するには根本的な改革が必要だと考えました。
元々、nexにはお客さまに対して妥協のない最高の設備と製品が揃っていました。僕自身の技術と接客をとことん見直し、nexで使用している製品や設備に対しての理解を深め、よりお客さまに寄り添ったサービスを提供すると心に決めました。
それによって、お客さまにご提案できるメニューやデザインの幅が広がり、結果的に目標の達成ができました。