愛情深すぎ…! ねこバカ美容師による「美容師のためのねこ飼いのすすめ」第二弾
帰宅後はすぐにねこのところへ! 飼い主似の自由気ままなねこがくれる癒しの時間
―飼われているねこちゃんとの出会いを教えてください。
きじまるです。日本古来のねこの毛色「キジシロ」模様に因んで名付けました。元野良で、母猫に置いていかれてしまったところを近所の方が保護し、譲ってもらいました。
―きじまるくんの性格や魅力を教えてください。
飼い主に似たのか自由気ままな性格です。いつもは帰宅すると玄関でスリスリしてくれるのですが、気分が向かないときにはきません。だけど、帰宅が遅い日や留守の時間が長い日は、私からぴったり離れずに心配そうに膝の上でゴロゴロ甘えています。親とはぐれて保護猫になった経緯もあって、ひとりは嫌なのかなと心配になってしまい、すっかり家から出ない生活が定着しました。そして、ちょっぴり繊細なところも飼い主にそっくりで、余計に愛おしく感じてしまいます。
-ねこと暮らしてからの生活の変化を教えてください。
帰宅したら真っ先にきじまるのところに行き、5分間撫で続けるのが日課です。それこそが1日の疲れを忘れさせてくれる癒しの時間。ひとりで暮らしているときは、家でも仕事のことばかり考えていましたが、きじまると出会ったおかげで、うまく仕事とプライベートを切り替えられるようになりました。結婚してからは、ともコミュニケーションをとる時間が増えたと感じています。
-ねこと暮らしていて大変だったことを教えてください。
スマホの充電器は今まで10個以上噛みちぎられました。スマホがないと仕事に影響が出るので、買い直したり、お店で充電してから帰宅したり、自宅にあるすべてのコード類にペット専用のプロテクターを巻いてイタズラできないようにしたり。プロテクターを巻いていても隙間から噛みちぎってくるので、自宅にいるときは細心の注意が必要です。
―ねこが好きすぎてやってしまったことを教えてください。
お店にいらっしゃる新規のお客さまに、きじまるくんステッカーを毎回渡しています(笑)。はじめは冗談のつもりで作ったのですが、気持ちがこもっていたせいか意外と良い出来になったんです。広く認知されるように願いを込めて携帯の背面に合うサイズで作成し、試しに配ったところ大好評! 今ではすっかりpunelの看板猫として広告効果を発揮しています。初対面のお客さまでも、スマホの背面に貼ってくれている方にはご挨拶しにいくことがあります(笑)。
―美容師がねこを飼うときに注意すべきことを教えてください。
病気をしたときに驚くような治療費がかかるので、もしものために金銭的に備えておく必要があります。きじまるは今まで病院にかかったことが3回あり、手術と入院をしたときは中古車一台買えるくらいの請求があったのでとても驚きました。手術をしない場合、死につながった可能性があったのですが、そんなことを想定してねこを飼う人はいないと思います。現実に起こりうることだと想定して大切な命を守る必要があると実感しました。
―ねこを飼いたい美容師さんに伝えたいことは?
飼い主が仕事から帰ってくるまで、ねこがどんな気持ちで待っているか想像してみてください。飼い主に構ってほしくて帰ってくるのを心待ちにしている姿を想像したら、家に帰るのが楽しみになると思いますよ!
punel
代表/MANATO(まなと)
1988年9月1日生まれ、岩手県出身。仙台ヘアメイク専門学校卒業後、都内5店舗を経て2021年punelを原宿にオープン。Instagramのフォロワー数は9.7万人を獲得している。オンラインサロン「SKILLS」を主催し、自身の技術を発信する傍ら、製品開発をおこなうなど幅広く活動中。
Instagram:@manatosato
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