【あざとい系?】永井レイの”黒髪モテ系”徹底セルフブランディング。フリーランスとしてアパレルでも活躍する二刀流はこう生まれた!

 

 

渋谷を拠点に活躍する永井レイ(ながいれい)さんは、フリーランスになって今年3年目。ハイトーンやデザインカラーがあふれる街で”黒髪モテ系”を打ち出し、そのジャンルの顧客をがっちり獲得されています。また美容業界の枠を超えてアパレルブランドスタッフという別の職業も持ち、”ファッション×ヘアスタイル”を体現する新しい取り組みも。掴みたいものを素直に掴み取りに行く行動力は、どのように培われたのでしょうか。混沌とした時代を悠々と生きる永井さんに、これまでの経緯と現在の働き方について聞きました。

 


 

学生時代に一目惚れした都内屈指のトレンドサロンに新卒入社


母の影響で、子供の頃からファッションやおしゃれがすごく好きでしたね。都心まで電車で3時間ほどかかる千葉の田舎で育ったのでのですが、学生時代は毎月バイト代を貯めて原宿の美容室に通っていました。ファッション誌を見ていろいろなお店に行ったのですが、その中でひときわキラキラしたお店があったんです。おしゃれなお洋服を着たアイドルのようなスタッフが揃っていて、待合に座っているだけでときめくような。私もここに入りたい、ここで働きたいという気持ちから美容師になることを決めました。

 

美容学生時代は、とにかく自分の存在を認知してもらうためにそのお店にいっぱい通いました。原宿を中心に複数店舗を展開するトップサロンだったので。採用は狭き門です。少しでも爪痕を残したくて、支店にも行きました。担当美容師さんと一緒に写真を撮らせていただいたりとか(笑)。その写真は、入社試験で提出するスタイルブックにも使いました。就活中はインスタで他の美容学生とたくさんつながり、情報交換もしました。結果的に無事内定をいただいたんですけど、うちの学校からその有名店に入ったのは私が初めてでした。


入社してからは、毎日自撮りをしてインスタに投稿していましたね。そのせいで練習がおざなりになって注意を受けることもあったんですけど、「今はこれが流行っているんだからこれが正解」と生意気にも思っていました。街でハントした女の子が有名なTikTokerだったり、恋愛バラエティ番組のモデルさんやインフルエンサーさんを毎日のように撮影していました。アシスタント時代はインスタと撮影が生活の中心でした。


>技術テストにようやく合格したらコロナ禍に。将来の道を模索

 

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