「コロナ禍の中で、今できることを探してやる。その一歩一歩が必ず将来の糧になる!」 休校が続く美容学校生へ応援メッセージ -第一回『みやち塾』美容学校生編-

 

Q. 就職したいサロンに受かるコツはありますか?

 

A. 自信を持って自分の言葉で語れる人は、説得力が断然違います!

 

持論になりますが、僕が就職活動していたときもそうだし、オーナーになって面接をやる側になってもそうだけど、表面的な言葉や繕ったものはあまり響かないし、人に伝わらないと思うんですよね。

例えば、うちはSHACHUというサロンですが「SHACHUってこういう人材を求めている」っていうのを考えすぎて合わせてしまうより、自分らしさを出したほうがいい。自分に自信を持つことが言葉に説得力を持たせます。

 

自信を持つためには、例えば事前準備でスタイルブックを作るのもいいだろうし、自分の考えをしっかり持つことも大切。なぜその美容室に入りたいのか、パッと熱意をもって自分の言葉で言えることが大事です。

 

僕の場合は、「日本一の美容師になりたかったので、貴社のサロンに入るのが一番の近道と思いました」って迷いなく言えた。毎日考えていたので。ポッと(言葉が)出てくるし、考えてから話すよりも、反射的に出てくる言葉が人を引きつけるし、響くものがあるのかなって思っています。

 

みやちのりよしさんが、今『美容学生の皆さんにお伝えしたいこと』

 

 

日本に限らず世界全体でコロナ渦による外出自粛制限や、1カ月休業することになるなんて、みんな初めてのこと。それをただコロナのせいにして何もしなかったり、不平不満を言っていても仕方がない。みんな一緒の状況の中で、レースは始まっているし、今できることをやることが将来の糧になる。ポジティブな気持ちを忘れずやっていくことがいいし、僕もそれくらいしかできないけど、それくらいはしなきゃと思って1日1日を大事に生きていこうと思います。

 

明るい未来をイメージして、収束したときには可愛いヘアをいっぱい作りたい。みんなが安心して来れる環境が整ったら、お客さまや美容学校生の皆さんにもぜひ会いたいですね。

 

 

プロフィール

SHACHU

CEO/トータルプロデューサー みやち のりよし

 

都内の有名サロンを経て、2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月には2店舗目であるSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。ユニコーンカラー発祥サロンでグラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。最近では全国セミナーやヘアショーなど海外からのオファーも多く、みやちが率いるSHACHUの勢いは止まるところを知らない。新しいデザイン、新しい美容師の生き方を提案する、若き美容師のあこがれの的。

 

(取材・文/QJナビDAILY編集部)

 

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