もしもウサギが亀ではなくゴールを見ていたら…? 美容師として圧倒的な成長を遂げるためのヒント

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ミッションを視覚化すると年収が32倍に増える!?

 

1953年にアメリカのイェール大学が、卒業生の10年後についての調査をしました。卒業生のなかで夢やビジョンなどを含めたミッションを持ち、それを文章化していた人は全体の3%。その3%の人たちは、残りの97%の人たちの約32倍の年収を得ていたそうです。人生はお金が全てではないですが、自分の夢やビジョンを、いつも見える状態にしておくことは、人生に大きな影響を与えると考えられます。常に人生のミッションを意識し、それを達成するために時間を有効に使うようになるから、圧倒的な成果が生まれるのです。

 

実は、私は昔、1日おきに朝まで飲み歩くような生活をしていた時期がありました。それこそ「僕が飲んでいる時間を勉強に使ったり、資料を作ったりしている人がいるのに、俺はこのままでいいのかな…」という後ろめたい気持ちで過ごしていましたね。そんな私も「夢と向き合うきっかけを発信する」というミッションが明確になってから、時間の使い方が変わったのです。

 

「夢と向き合うきっかけを発信する」という自分のやりたいことが、仕事の中にあると気づいたので、「飲みに行く前に仕事を進めておこう」などと自分の欲求をコントロールできるようになりました。「人生のミッションを実現させるために今すべきこと」を優先できるようになったのです。

 

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人生のミッションは「自分の中」にある

 

「人生のミッションを持つことの大切さは分かったけど、そう簡単にミッションなんて見つからないよ」という人も多いのではないでしょうか。かつての私もそうでした。ミッションを考えるとき、そのヒントになるものは自分の過去の経験や心の中にあります。尊敬する人から言われた忘れられない言葉、誰かに感謝されて嬉しかったことなどを書き出してみてください。または自分の半生を振り返ってみて、どんなときにモチベーションが上がるのかを、グラフで表してみるのもいいかもしれません。

 

ぼんやりとでもいいので、自分のミッションが見えてきたら、今度はそれをアウトプットしましょう。文章にして書き出すことはもちろん、できるだけ多くの人に、自分のミッションを話してみることをおすすめします。人に話すことでミッションが自分の中に定着しますし、聞いた人からフィードバックを得られるからです。

 

ミッションを口に出すと、「素敵な夢だね応援するよ」とか「たしかに君にはこういうことが向いているよね」とか、「なぜそれをしたいと思っているの?」とか、いろんなリアクションがあると思います。そこでもう一度、自分のミッションを振り返ることで、中身がどんどん洗練されていくというわけです。

 

身近な人に話したら、今度は名刺にミッションを書いてみたり、自己紹介をするときに自分のミッションも紹介したりするのもいいでしょう。

 

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