【プライベートサロン訪問】コサカリュータの新機軸。水のように、変幻自在なデザインをつくる場所、minamoが原宿にオープン

 

2022年7月、プライベートサロンminamo(ミナモ)がオープンしました。オーナーは元SHACHUのコサカリュータさん。都内有名店2店舗を経て、原宿という新たな土地で、美容師としてのネクストステージをスタートさせました。デザインカラーやポップなインスタグラムのリールなどから、陽な印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、本当は自他共に認める“陰キャ”。そんなコサカさんの人柄をそのまま体現したようなスペイシーなサロンを訪問し、サロンコンセプトや内装、デザインのこだわりなど、聞かせていただきました!!

 


 

“minamo”の由来は日本語の「水面」、それが大家さんと合致した。

 

サロンの名前って、英語とか造語もカッコいいとは思うんですけど、意味を調べたり考えたりする割には、なんだか浅いなって思っちゃったんですよね。そこで、好きなものを書き出してみたんです。“宇宙”とか“自然”とかどんどん書いてみて、“水”って書いた時に、すごくピンときました。

 

 

僕は子供の頃から水辺で遊んだり、川に行って水の音を聞くのも好きだし、自分の人生においても、水にまつわることに影響を受けてきたなって。あとは、デザイン性のあるものも好きで。彫刻とか絵も好きだけど、形にとらわれないような、水の無限に広がるデザイン性ってすごく良いなと思った時にひらめきました。

 

美容室でも、“カット面”、“セット面”っていうし、“水面”という言葉がすごくしっくりきて。由来は漢字なんですけど、そのままだとちょっとイカついな、ローマ字にしても大文字だと角が出ちゃうな、水っぽい柔らかいニュアンスが出るのは小文字だなという感じで、“minamo”に決まりました。

 

このビルのオーナーさんは、ご自身のテナントに対してこだわりをお持ちの方で、契約の前にオーナーさんとの面接がありました。日本の文化を大事にされていて、ビルの名前も「藤屋」ですし、minamoの名前の由来をお話ししたら、合致したんだと思うんです。無事に契約を交わすことができました。

 

 

 

僕のインスタグラムでも、敢えて住所を載せていないんです。僕自身がマイノリティな人間なので、大々的にここにあるよ!と打ち出したくなかったというか。どちらかというと、こっそりやりたいなって。まだGoogleマップにも入ってないですし、知っている人しか通らない道だと思うので、そういう意味でも自分のやりたいスタンスに近いなと。まぁ、結果的には原宿駅からも近いし、抜け道もあるし、立地は最高なんですけれど(笑)

 

>0から空間を作っていくからこそ、こだわることをやめなかった。

 

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