〜LECO内田さんの衣装係なるみは落ち着いてるけど熱い人〜トップランナーの「神の右腕」Vol.2

話しかけるのにも緊張した入社1年目

 

 

―2019年3月で1周年経ちましたが、入社してからどうでしたか?

 

冒頭でお話しましたが、内田には憧れを抱いていたので、一緒に働くことになっても最初は話しかけることすら緊張していました(笑)。

小林(LECOスタイリスト小林 賢司さん)の前サロンでのカラーモデルをしていたこともあって、人となりも知っていたし、カルチャーについていろいろ教えてくれたのは小林なんです。小林ともいつか一緒に働いてみたいと思っていたので、自分の好きな人がいる空間で働けて楽しいとしか思わなかったですし、美容師に戻ってよかったと心から思いました。

 

忙しい毎日ですが、クリエイティブも間近で見られて本当に幸せですし、先日ヘアショーが終わったあとに内田にLINEをしたら、「いっぱい助けてもらって、なるちゃんがいなかったら(ショー)ができていなかった」と返信をもらってすごくうれしかったです。

 

この取材を私に、と内田から連絡がきたときも、「俺の右腕だよ」と言ってくれて。

 

―こっちまでうれしくなっちゃいます。ナルミさんが楽しく働いていることがすごく伝わってきました。これから目標としていることはあるんですか?

 

もう少しでカットモデルに入ります。1年以内にはスタイリストデビューすることが目標なんです。あとはコンテストの出場ですね。

 

―今年は出ないんですか?

 

本当は9月のTBCに出たかったんです。

ですが、今年はモデルカットや大きなセミナーがあったりするので、内田から「ちょっと難しいと思う」と言われ、泣く泣く断念。忙しいのは承知で言ったのですが……。

 

実は泣き上戸で、LECOに入ってからは絶対に泣かない、泣いたら負け。と思って毎日仕事しているのですが、コンテストの出場NGに関してはかなり悔しくてポロっと泣いてしまいました…。

 

本当に悔しいので、来年は出場できるように頑張りたいです。今までは内田の世界観を表現することに集中していましたが、コンテストやどこかしらで自分の世界を表現したい、と思っています。

 

 

―最後に同じ境遇のアシスタントさんにメッセージをお願いします。

 

行動、でしょうか。

行動しないと何もはじまらないと内田がよく言っていますが、私も受かるか分からないけどLECOのオープニングメンバーに応募しました。

とにかく直感で、やってみる。

辛いときはサロン内で楽しいことを見つけてみたり、息抜きしてみたりしながら、美容師になった時の最初の気持ちを思い出してみると、また美容師として働く目標が見つかると思います!

 

 

 

プロフィール
LECO
アシスタント/なるみ

長野県出身。資生堂美容技術専門学校を卒業後、都内で就職。一度美容業界を離れた後、LECOのオープニングスタッフに応募し、2019年3月入社。衣装係としてヘアショー・セミナー・業界誌の衣装を担当する。
優しく話しかけやすい雰囲気から、LECOの癒し系としてシャンプー指名も多い。2020年9月デビューを目指している。

 

(取材/高橋 優璃・撮影/菊池 麻美)

 

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