SNS総フォロワー数37万人、めしこ初登場!”自分にしかできないこと”を求めて手にした新天地。商品開発事業で好発進

 

コロナを機にTikTok参戦。研究を重ねて大バズり!

 

初投稿の再生回数は、確か200回くらいでした。その翌日に投稿したら100回、その翌日は50回と減っていったので、これヤバくない?と(笑)。それで本格的にTikTokを勉強しようと思い始めましたね。どんな動画だったらみんなが見てくれて、”いいね”を押したい気持ちになるのか。そこを意識しながら、他の人の投稿をチェックするようになりました。最初はメンズヘアでバズっていた人のやり方を参考にして、「ここはこうしたほうがもっと分かりやすいかも」と思うことをひとつだけ追加して投稿したら、再生回数が伸びて”いいね”の数が10から1000に。そこから楽しくなりました。

 

 

その1週間後、『美容学生のヘアセットxx選』という動画を4つ作って投稿したら、それが数時間後に数十万回再生と初めてバズったんです。そこからフォロワー数が2週間で1万人に到達しました。自分が好きだったメンズ美容がSNS上で評価されて、それが数字で現れたことにやりがいを感じましたね。これを継続してフォロワー数をさらに増やしていけば、美容師になったときに必ず集客面で力になると思いました。

 

周りが就活している中、僕は普通のキャリアを重ねていくことがイヤだなと感じていて、美容師はアシスタントからスタートする道しかないのかな?と考えていました。当時はフリーランス全盛期でしたし、僕はまだ技術がない状態でしたけどフリーランスに興味があって。誰もやらない道だったら、挑戦してみる価値があると思って。そしたら当時バイトしていたサロンのオーナーが、「うちでフリーランスをやってみたら?」と言ってくださって。最初の3ヵ月はカットモデルをしなければいけなかったので、卒業直前から1ヵ月間カット練習をして、入社してすぐからカットモデルを募集して毎日営業後に2〜3人、休日に4〜5人を無料で切りました。

 

モデルさんはSNSで募集したんですけど、佐賀だけでなく近県の福岡、長崎、大分からもたくさん来てくれて、高校生〜20代前半を中心に常に満席状態でした。東京から帰省した人たちも、「見てました!」と来てくれて嬉しかったです。メンズの技術は学校でやらないので、基本的に自分で考えて切って、わからないことはオーナーに聞いていましたね。あとはSNS動画やオンラインサロンで学んだり、学生時代からSNSで繋がって交流があった福岡の河野さん・岩本さん(Skill代表)に連絡して、教えていただきました。

 

 

>フリーランス時代の苦悩を乗り越えてSNS事業開始

 

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