【メンズヘア界に女神降臨】キャバ嬢からサロンオーナーへと飛躍！想像を超える努力の果てに掴んだ石井沙季のキャリア実録
4月12日、『Men’s hair NoN 恵比寿』をオープンしました。セット面は6面ですが、新築でスペースは結構広いです。”何者でもない”という意味のNONには、みんなで美容室を作っていこう、という想いを込めています。美容師は稼げないという概念を払拭したくて、給与にはボーナス制を導入しました。毎月の基本給は一定ですが、年に2回、社員に頑張りを評価するバックを支給します。美容師のやりがいは、歩合だと思うんですね。バックがしっかりもらえなければ、頑張れないじゃないですか。うちはボーナスで1000万もらえるようにもなります。
これまで自分が辛い思いを経験したので、スタッフに還元できる会社を作りたいですし、一生美容師として生きていけるようにしてあげたい。そのために、圧倒的な技術力は必須の要素です。お客さまが美容室に行くのは2、3カ月に1回で、特別なときに行く方もすごく多いと思うんです。そんな大切なことを任されていると思うと、流れ作業でやるものではないと思うんですね。まずはスタッフが腰を据えて働ける環境を用意し、技術を磨いて良いサービスを提供することを率先してやっていきたい。そして美容室の価値を高めて、業界を変えていきたいです。
また、今は業務委託の働き方が人気ですが、10年後に疲れて「ちょっと休みたいな」と思っても、ずっと働かないといけないじゃないですか。でも、社員なら有給があります。だから、私は社員として迎え入れたいと考えています。
昔の私は「休みの日にも働くのはありえない」と思っていたんですけど、サロンオーナーという立場になった今は全然そういう風に思わないです。「休みの日こそ成長する日！」と思っています（笑）。自分でも驚きですよ。今後もチャンスを広げて、いろんなことに挑戦していきたいですね。そしてスタッフにステージをたくさん作って、明るい未来を見せてあげたいです。
- プロフィール
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石井沙季（いしいさき）／『Men’s hair NoN 恵比寿』代表
1995年、神奈川県生まれ。都内の美容専門学校を卒業後、人気サロンに就職するものの1カ月で退職。その後、異業界を経て再び美容業界に復帰。大型店を経て都心のサロンに転職。そこで圧倒的な練習を重ねてメンズヘアにシフトし、毎月300名以上の施術を担当する人気スタイリストへと成長。今年4月12日、『Men’s hair NoN 恵比寿』をオープン。
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（文／織田みゆき photo／松林真幸）
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