【Memories渡来俊彦】銀座プライベートサロンからの画期的成功戦略。骨格診断による似合わせショートで、全スタイリストが高単価を取れる仕組み
接客・技術教育を徹底。スタイリストのカット料金は一律7000円に
うちの売りはカット技術はもちろんですけど、骨格に合わせた「似合わせ」の技術が強みです。カウンセリング時にお客さまの骨格を全方位からしっかりと見極めて、髪の広がりやすさやハチの張りなどのお悩みに対して、ここに高さを出しましょう、ここをすっきりさせると卵型になります、みたいな理論的な説明を全員ができるようにトレーニングしています。絶壁の方や、髪が膨らみやすい人もいるので、骨格は髪質も含めて見る必要があるんです。
僕は初回のカット料金が20000円で、スタイリストは全員7000円に設定しているんですけど、それに見合う技術を提供するために、基本的にうちでは毎朝練習です。スタイリストも、売上80万以下になると毎日練習が必須。100万を売り上げても、翌月が75万なら、また練習です。というのも、うちは毎月新規が約200人来るので、それを分け合って一人頭30人は入れるんですね。平均のリピート率が30〜40%なんですけど、30%だとしても10人ですから、一年で120人。うちの単価だと余裕で100万以上達成できるはずなのに、それができないのは技量や接客力が原因です。なので、うちでは毎週1回、接客の勉強会も全員で行っています。
喜んでいただけるヘアスタイルを作るというのがお店のコンセプトですし、スタイリスト的にもお客さまに喜んでもらわないとやりがいになりません。カットに満足いただけなければ、お客さまも悲しい思いをするわけですから、その技量レベルは譲れないところがあります。カット料金7000円は高いと思われるかもしれないですが、最終的には1万円を目指しているんですよ。今はショートを推していますけど、似合わせの説明ができて理想的なカットができることに重きを置いているので、ボブやミディアムのお客さまが来ても、みんなうまく仕上げられます。
それから、うちでは仕上げが終わったあとに、新規の人にはご自宅でのケアが楽になるように、必ずスタイリング動画をお客さまのスマホで撮ってあげるようにしていて。その上で、自社商品をご紹介したりします。お客さまの満足度を上げるために、1時間半をフルに活用した接客に努めています。
>若いうちから高い給料が取れて、みんなの夢を叶えられる体制を作る