【Memories渡来俊彦】銀座プライベートサロンからの画期的成功戦略。骨格診断による似合わせショートで、全スタイリストが高単価を取れる仕組み
独立数カ月後に緊急事態宣言が発動。SNSに注力、出店と増員も決意
もともと自分が理想とするサロンを30歳で作りたいと考えていたので、独立のタイミングは計画通りでした。前職は表参道だったんですけど、場所を変えた方がいいなと思ったので銀座に変え、モール型サロンTHE SALONS内で『Memories』を立ち上げました。それが2019年12月です。翌月から新型コロナでだんだんと雲行きが怪しくなり、3月〜4月には自分がかかったら終わるぞ、みたいな苦しい状況でした。
それでも営業は続けていて、5月のGW期間だけ休業したんですけど、一人でやることもないのでインスタに注力したんですよね。それまではモデルさんの横顔写真を投稿していて新規が20〜30人来るような感じだったんですけど、女性版のビフォーアフターをやったことで一気にバズったんです。フォロワーも爆発的に増えました。それで、2021年5月に独立店舗を構えることに。一人で月300万くらいは売り上げていたんですけど、週1休みで毎日10時間働いていたので、このままだと辛いし自分も成長しないなと。それでスタッフを入れていこうと思ったんです。紹介などで入ってもらって、今は7人になりました。僕も週休2日取れるようになりましたし、人がいることのありがたさはそこで痛感しましたね。
サロンの内装は、初めての出店だったので経営面での効率を重視し、無駄なスペースを排除した機能的な造りにしました。うちはお子さまからご高齢の方までいらっしゃるので、どの世代にもしっくりくるようにナチュラルなインテリアを意識しています。実は年内にも新店舗を中央区・水天宮前にオープン予定なんですが、二店舗目はもう少し空間をとって、演出にこだわったサロンを作ろうと思っています。内装費にお金をかけるのはどうかなとも思っていたんですけど、サロンのイメージ作りの一つとして必要なのかな、と思い始めていて。求人やお客さまのリピート率にも繋がるといいなと思っています。
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