【脱白髪染めで1000人待ち】魅せるグレイヘアで大人女性層を虜に!白髪への新概念はこう生まれた。ライブセミナーでは受講者殺到の人気講師として注目の的

 

白髪ぼかしのハイライトは必要ない!白髪を生かすカラーデザインを提供

 

 

入社2年目に銀座店の副店長を任されて、そのタイミングで集客サイトについて勉強したんですね。そのときに看板メニューとして選んだのが、脱白髪染めでした。当時はまだそんなワードすらなかったので表現は違ったんですけど、本格的に始めたのがその時期で、今から5年前です。その2年後に店長になり、順調に集客で実績を残してきたんですが、新型コロナで状況が一変してしまって。結果、銀座店は閉めることになって。僕自身もそのタイミングでステップアップを図ろうと決意し、1年前に円満退社してフリーランスになりました。

 

前職では七五三や成人式などでヘアセットもたくさん経験しましたが、独立した今は脱白髪染めの施術に集中しています。これまでハイライトはどれくらいの太さが白髪に一番馴染むのか、いろいろなパターンを試して、どうしたら継続してもらえるのかを考えてきました。明るくなりづらく、根元が目立ちにくい状態を試行錯誤して、白髪染めは2年前から一切使っていません。おしゃれ染めでも濃度の濃いものが出てきましたからね。従来の白髪染めと比べても、オレンジや赤みが出づらいというメリットがあります。白髪はキューティクルがはがれていないので色は入りづらいですが、そこだけ攻略すればダメージ少なく色を入れることができます。

 

 

白髪ぼかしが世の中に流行ってきて、お客さまが増えていく中で「白髪ぼかしで傷んだ」とか、「見た目が奇抜になったから直したい」といったお悩みを抱える新規の方が、すごく増えてきたんですね。「もうブリーチはしたくない」と。もともと白髪を目立たせたくないという理由だけでブリーチをしていただけですから、そうなりますよね。ですから、白髪を綺麗に残した状態でハイライトのように見える“魅せるグレイヘア”のデザインを、1年前に考えました。最初の数回だけハイライトを入れて綺麗に馴染めば、ハイライトを入れ続ける必要はないかなと思ったので。

 

僕はハイライトも最小限のダメージにするためにできるだけ細くして、2回しか入れないと決めています。お客さまには「ハイライトは2回で卒業できますよ」とお伝えしているんですよ。元の白髪を有効的に活用すれば、透明感のあるデザインを作れます。ブリーチなしでハイトーンの綺麗なお客さまもたくさんいます。カット&カラー、トリートメントをしても2時間で終わりますし、美容師にとっても負担が少ない。僕はブリーチのハイトーンよりも、やりがいを感じています。

 

 

>ハイライトを卒業したお客様に次に提案するのは”髪質改善”と”縮毛矯正”

 

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