ショート・ボブ専門美容師として存在感を発揮してきた表参道Lilyの大野道寛（ミッチー）さん。ブログやTwitter、Instagramで情報発信をおこない、キッチリ結果を出してきました。そして2020年、満を持して…というよりむしろ渋々YouTuberデビューをしたそうです。そんな大野さんが、再生回数ミリオン超えのバズ動画を生み出したと聞き、ご本人に直撃インタビューしました。YouTubeデビューを目論んでいる美容師さん必見です。

タンザニアハーフ女子の癖毛を伸ばし、ショートヘアの夢を叶える

初めて再生回数が100万回を超えたのは、10月12日にアップしたタンザニアと日本のハーフの女の子の髪に縮毛矯正をかけて、ショートにする動画です。癖が強くてずっとショートを我慢し続けていたそうで、なんとかしてあげたいという思いでチャレンジしました。正直言って、縮毛矯正できるかどうかはやってみないとわかりません。ダメならお蔵入りだったんですが、結果は大成功。女の子も大満足でした。

その後、２週間くらいで100万回突破して、今はもう250万回を超えています。僕はYouTubeを始めてからそんなにたっていないこともあり、これがどのくらいすごいことなのかわかっていませんでした。美容師YouTuberのSHOHEIくんから「最近ではトップクラスのYouTuberでもそんなペースで再生回数伸びないよ」と言われてことの重大さを知った感じです。

そもそも僕はYouTubeをやるつもりはありませんでした。むしろやりたくなかった。ブログやInstagramをやっていたし、集客にも困っていないし、何より35歳にもなって顔出しで動画を撮るのが嫌だったんですよね。とはいえ、動画の時代になるのは間違いないし、動画コンテンツは必要だよね、と。2020年の目標を考えたときも「やっぱり動画だよな」と思ったし、プラットフォームは「やっぱりYouTubeだな」と。なので仕方なく、そろりそろりと始めた感じだったんですよ。動画をやらなきゃと思ってから腰を上げるまで1年半くらいかかりました。

＞ごまかしたくないから動画撮影はお客さまの顔出しが前提