「7°の傾き」に込められた「LECO odd」のコンセプト 2022年3月に誕生した新店の狙いを内田聡一郎さんに聞いた!
LECOのネクストジェネレーションに、ブランドを壊してほしい
―今後LECOとして、そして内田さん個人として、見据えていることを教えてください。
うーん、そうですね。実際、僕も先を見据えないといけない年齢になっちゃいましたね。もう今年で43歳になりますし。まだまだやれる自信はもちろんあるのですが、いずれプレイヤーとしてもピークアウトしてくると思うんですよ。そうすると、LECOのネクストジェネレーションがブランドを背負っていくことが大事になってきます。20代、30代のスタッフが、内田がつくってきたブランドをある意味、壊してつくり変えてくれることが願いですね。
その「変化の兆し」を感じる瞬間はすでにあります。社内のコンテストでスタッフの作品を見て「これはつくれないな…やるなアイツ」と感じることが結構あるんですよ。そう素直に思えることが増えたことが、すごくうれしいです。
―新たなスター誕生を期待しています! 今日はオープン直後の忙しいなか、ありがとうございました!
- プロフィール
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LECO
代表 内田聡一郎(うちだ そういちろう)
2003年より原宿のサロンでトップディレクターとしてサロンワークをはじめ、一般誌、業界誌、セミナー、ヘアショー、著名人のヘアメイク、商品開発など様々な分野で活躍。
2018年 渋谷にLECO、2020年 セカンドブランドQUQU、2021年にLECO öben、そして2022年にLECO oddをオープン。代表として今後一層の活躍が期待されている。
著書「自分の見つけ方」(2013年)、「内田流+αカット」(2017年)、「内田本」(2018年)を発売。また、シザーやシザーケースなどのオリジナルプロダクトも発売中。
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(文/外山 武史 撮影/菊池麻美)