会話が苦手な美容師必見! 有名美容師に聞く、口下手改善&口下手を活かした接客マニュアル

 

アシスタント時代に「天気の話しかしないね」と言われて… 技術を磨き丁寧な接客を心がけるうちに、自然と話せるように─COA 代表 小西恭平さん

 

 

COA

代表/小西恭平(こにし きょうへい)

1988年生まれ。東京都出身。2021年10月、銀座に「COA」をオープン。現在の月間新規指名客数500人以上、月平均個人売上1,000万円越え。全店総指名数、売り上げともにNo.1を達成。ライフスタイルに合わせた再現性の高いカットを得意とし、数多くの著名人の担当を任される実力派。2020年には自身初の著書「あなたは髪を切らなくても変われる」を出版。Instagramのフォロワー数は25.3万人。

Instagram: @ kyohei_konishi

 

——自分が口下手だなと感じたエピソードを教えてください。

アシスタント時代に、お客さまから「天気の話しかしてこないね(笑)」と言われて気まずくなったことがあります。そのとき、「自分の会話のキャパを広げないといけないな」と思いました。技術の説明やカウンセリングはできるのですが、お客さまが人見知りだったり、あまり積極的に会話をされるタイプでなかったりすると、僕も黙々と技術に専念してしまうんです。今も美容以外のトーク力があまりないので、もっといろんな引き出しを勉強中ですし、人見知りは変わらないので、接客用の自分を演じているときがあります。

 

——どのように「接客」や「会話」に対する苦手意識を克服されたのでしょうか…?

引き出しを増やすために、自分が面白いと感じた人たちと関わるようにしたり、本を読んだり、接客がうまい人たちをたくさん見たりするようにしていました。また、技術磨きにも励みました。言葉が巧みなタイプでないからこそ、技術をとことん磨きヘアスタイルでお客さまを満足させようと考えたんです。さらに、お客さまにできるだけ寄り添い、常に感謝の気持ちを持って一人ひとりへ興味を持つようにし、気持ちを込めて担当をしていたら話せるようになっていきました。おそらく、それまでは「話そう話そう」としすぎていたのだと思います。そこで、接客をするという意識より、もっと自然にそのお客さまのことを知ろうとする気持ちや技術説明に集中するよう、考え方を変えることで話せるようになったんです。

 

——口下手で悩む美容師さんへアドバイスを一言!

まずは技術を磨くこと、そしてお客さま一人ひとりに親身になって対応することが大切だと思います。へアスタイルで満足していただければ必ずリピートしてくれるはずですよ。

 

 

 

>hair works credo 野口さんの会話への苦手意識を克服した方法とは?

 

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