これさえ読めば、サロン見学のリアルが分かる! 求人広告あるあるの「見学だけでもOK」は、どうやら本当らしい。
Q.実際のサロン見学、個人店と大型店で違いはある?
大久保:私の担当しているサロンでは、ママさんなどがふらっと見に来られるよう、短い時間のプチ見学を実施しているところがあります。晩御飯の買い物のついで…くらいの感じで、気軽に顔を出してもらいたいという意向だそうです。規模感が小さめのサロンでは、見学に来てもらった際の対応はオーナーが直接しているケースが多いですね。
大塚:それで言うと、大手では採用担当者や店舗の店長が対応する場合が多いです。複数店舗があるサロンでは、求職者の見てみたい、もしくは入りたい店舗で実施していますね。従業員が多い分、働き方もスタッフよってさまざまなのでロールモデルになりそうなスタッフとの交流の場を設けているサロンさんもありますよ。例えば、ママ美容師さんの座談会とか。
大久保:それは、かなりリアルな声が聞けそうでいいですね!
Q.みんな、見学でどんなことを聞いてるの?
大塚:求職者の方からは、商材について聞かれることが多いと伺いますね。自分がいま使っているのと同じものがあるかとか、使いたいと思っているトレンドのカラー剤があるかとか。逆に給料面は求人広告に書いてあるので、意外と聞かれないそうです。大手は業務委託型のサロンも多いので、材料費やインボイスについてと、歩合についてはよく質問を受けるそう。聞かれて困ることなどは特にないそうなので、気になることはどんどん質問して良いと思いますよ!
Q.逆に、サロン側からはどんなことを聞かれる?
大久保:今働いているサロンがどんなところなのかを聞きたいオーナーさんが多いと思います。客層や単価、エリアもそうだし、転職理由が気になるのもあるかも。
大塚:さっきも話したように、大手サロンでは様々な働き方が用意されていることもあるので、希望する勤務条件は聞かれると思います。正社員なのか業務委託なのか、週に何日働きたいのか、など。何も決まっていないとお互いにすり合わせができないので、事前にある程度イメージが固まっているといいですね。
大久保:当日はあくまで見学なので、履歴書なども要らない場合が多いです。服も好きなものでOK! 聞き漏らしがあると自分があとで困ってしまうので、質問したい内容は事前に整理していくのがオススメです。
大塚:気軽に見学に来てくれるのは、サロン側も大歓迎。ただ、その時間に合わせて予約を切ったり、予定を空けて待っている人がいることを忘れないで欲しいなと思います。
─どのサロンも、「まずは見学から」の言葉に偽りはなし! 実際にサロンを見てこそわかることも沢山あるはずなので、ぜひ積極的に活用していきましょう。
まずは、気になるサロンを探してみよう!
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