管理美容師ってなに? 独立のために知っておきたい基本のキ

 

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美容師として独立し、自分のサロンを開設する際に必要となることもある管理美容師の資格。耳にすることはあっても、具体的にどんなものなのか、どうしたら取得できるのかを詳しく理解できていますか? 今回は、これから独立を目指す美容師のみなさんのために、管理美容師の基本中の基本をまとめてみました!

 


 

そもそも管理美容師とは?

 

美容師法第12条の3には、以下のような記述があります。

「美容師である従業者の数が常時二人以上である美容所の開設者は、当該美容所(当該美容所における美容の業務を含む。)を衛生的に管理させるため、美容所ごとに、管理者(以下「管理美容師」という。)を置かなければならない。ただし、美容所の開設者が第二項の規定により管理美容師となることができる者であるときは、その者が自ら主として管理する一の美容所について管理美容師となることを妨げない。」

つまり、1人で営業する場合以外は、全ての美容室に管理美容師資格取得者が1人以上必要ということになります。

 

ゆくゆくは独立して自分でサロンを経営したいと考えている人も少なくないはず。そこで他にもスタッフを雇うのであれば、必ず管理美容師の資格が必要になるということです。

 

管理美容師になるためには?


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管理美容師の資格は、美容師の免許を取得してから3年以上美容師として勤務していることが前提条件です。さらに、その上で都道府県知事が指定した講習会の課程を修了した者でなければならないと規定されています。具体的には、公衆衛生に関する講義を4時間、美容所の衛生管理に関する講義を14時間受講することが必須。この講習は年に2回開催され、一般的には3日間で受講します。そのため、管理美容師に関心のある方は、開設時期を逃さないよう常日頃からチェックしておくようにしましょう。また、もし将来的に店舗の複数展開を考えているのであれば、他の従業員にも取得させることを考える必要がありますね。

 

> 資格を取るには具体的にどうしたらいい?

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