【女性美容師リアル白書】仕事の楽しみ方、長く働き続ける心構え。キャリア組も安定志向組もワークスタイルは進化中。理想的な仕事術を考えよう
コロナをきっかけに、誰もが自身の働き方を見つめ直すきっかけになったはず。女性美容師のネクストステージとして、役職につく、フリーランスに転向、独立開業など、様々な選択肢がある中、あなたはどんな道を選びますか? ここでは原宿を拠点にキャリアを重ねてきたアラサー女性美容師3人と、自分らしい働き方について本音で語り合います。
対談メンバー
*望月美侑さん(@miyu_mochizuki) SIGN代表
都内有名店、フリーランスを経て、2020年に泉貴寛氏、大鶴翔悟氏とSIGNをオープン。女性目線での似合わせやデザインカラーに定評があり、インスタのメイク動画も人気。目標に向かってきちんと計画を立て、クリアしていく策士タイプ。
*丸林彩花さん(@maruo11)ヘアメイク
都内有名店を経て、2018年よりフリーランスヘアメイクとして独立。ファッションをはじめとするグラフィック、雑誌、カタログの他、CMなどのヘアメイクを手掛ける傍ら、美容師としても活動中。社交的でマイペース、フットワーク軽めな冒険家タイプ。
*難波茉帆さん(@maho_roijir)roijirサブディレクター
都内人気サロンの表参道店に新卒から勤務しサブディレクターに就任。店舗だけでなく会社全体の重要なポジションにも立つ。行動は慎重派だが、人の懐にうまく入り込む世渡り上手タイプ。
*水戸怜子(@satoko3103105)本企画ライター
都内人気サロンにレセプショニストとして勤務後、2020年原宿にPARKをオープン。サロン経営とメイクを担当。2021年よりライター活動もスタート。思い立ったら即行動、“ケセラセラ”が合言葉の楽観タイプ。
紆余曲折を経て今に至る、皆さんの美容師遍歴は?
水戸:早速ですが、皆さん今の自分に満足していますか?
(全員挙手!!)
難波:私は新卒から10年、ずっと同じサロンにいるので、美容師友達にも珍しがられるんです。居心地が良すぎて環境を変えられないですね。良くも悪くも慣れているというか。
丸林:私は最初のサロンは1年で辞めてしまい、次のサロンには28歳まで。そして今はヘアメイクの仕事をしながら美容師を続けています。やりたい事はまだまだあるけど、自分が今までやってきたことに後悔したことはないので、そういった意味では満足しているかな。
望月:私は最初のサロンを24歳くらいの頃に辞めて、フリーランスとして約3年働いてから27歳でSIGNを立ち上げました。今はやりたい事が自由に出来る立場なので、満足しています。
水戸:私もレセプションという立場でありながらも開業が出来て、PARKを立ち上げたことで世界が広がったし、こうしてライターの仕事にも挑戦できているので、今とても楽しいです!
>20代後半のターニングポイント、皆さんはどんな決断をした?