“マンツーマン”で付加価値をつけて東京と同料金で施術

7月は、大阪3日間と仙台2日間。8月は札幌、9月は神戸と、今のところ予定はそこまで決めています。店舗によって使わせていただける物などの条件は違うんですが、事前に現地の設備を調べて、それに合わせて足りないものは全て持参します。カラー剤やドライヤーも持っていきますよ。そして、だいたい売上の2割を場所代としてお支払いする形にしています。さらに先方のサロンさんからの要望があれば、カットや巻き方などの技術指導をする時間も設け、少しでもお互いにとってプラスになるように努めています。

東京のサロンに立っているときは新規より既存客が圧倒的に多いですが、地方は予約の8割が新規の方です。「せっかくなら」とカット・カラー・トリートメントをフルで予約される方が多く、指名料5500円を入れると単価は3万円を超えます。3日間の売上は、約40万。東京と同じ料金を頂いているので、付加価値をつけるためにもマンツーマンにこだわって施術しています。

基本的にお店には前日入りして、動線やセット面などの設備を細かくチェックしています。予約していただいているお客さまにとっても初来店になるサロンですし、高単価をいただくからには、不備があってはいけないと思うので万全の環境を準備しています。自分も掃除に参加しますよ。設備やレイアウトなどは東京の店舗と同じようにはいきませんけど、ありがたいことに今のところお客さまの反応はとてもいいです。また東京で働いている時はプレイヤーでありながらもサロンオーナーとしてマネジメントする立場ですが、出張先では純粋にプレイヤーに徹していられるので、僕自身、刺激的でめちゃくちゃ楽しんでいるんですよ（笑）。

2021年７月某日。大阪のi.Osakaでサロンワーク中の水間さん

＞業界はますます変わる。自分らしい働き方を模索していきたい