【I’m Every Woman】フリーランス女性美容師が実践するライフスタイル新基軸。顧客+収入+プライベート+将来もLOVE&HAPPY! 生き方全てが自分次第

 

危機感こそが原動力、時にはブランディングを見直すことも必要

 

 

nao:フリーランスになるまでは全く自立できていなかったので、シェアサロンと契約できて、なんとかやっていかないと、どうやって生きていこうかと、試行錯誤してきましたけど、とにかくこれからは技術を身に付けていきたいと思っています。

元々ヘアセットを打ち出していきたいと考えていたけど、既にそれを売りにしている美容師さんは何人かいたので、差をつけるために、“韓国アイドルのライブに行く女の子のヘアセット”とブランディングを明確にしました。とは言っても、私自身は韓国アイドルのことをあまり知らないんですけどね(笑)

 

水戸:そうなんですか、完全に集客の為なのですね!

 

nao:はい、いらしたお客さまにはびっくりされます(笑)。でも、集客できなければ意味がないので、その為にはブランディングを変えることも必要だと思っています。今はお客さまやモデルさんのヘアの写真をSNSに載せて、集客に繋げています。

 

 

永井:自分のブランディングに合わせて、SNSに載せる内容は変わってきますよね。私も以前はティーンの子たちが好きな感じで、モデルさんを載せていたんですが、フリーランスになってからはリアルなお客さまのスタイルを載せています。

 

西田:フリーランス当初は、自立が出来ていなく自分への甘さが本当に多かったです(笑)。試行錯誤したのちに周りの皆さんの助けもあって、一人ひとりに丁寧に向き合えるフリーランスならではの接客を見直しました。”今”お客様の為になることを誰よりも考えて行動しようと本気で向き合います。お客さまとの距離が近いぶん求められるニーズの変化にいち早く対応して変化出来るように勉強しようと腹を括りました!

 

YUUKA:私はフリーランスになってから、メンタルがブレることが全くなくなりました!不安要素やストレスもないですし、目標があるからもう迷うことはないと思います。

私は今の目標が、高校生の頃に思い描いていた夢と同じなんです。この年齢でフリーランスになったことで、会社員の時とは違った可能性を広げられたと思います。今はもう何もかも自分次第。やるべきことが明確ですし、大きい目標があって、それに向けての小さな目標設定があるので、見失うことはないと思います。

 

 

永井:自分で解決できるので、悩む要因がないですよね。疲れていたら休んで切り替えられるし、分からないことは調べられますし、後は自分がどうしたいかだけかなと思います。それに、お客さまという心強い存在がいるから、一人じゃないんだって思えます。お客さまは私のことを求めて来てくれる、それだけで自己肯定感が上がります!

たとえ誰のためにやってるんだろうって悩んだとしても、予約をしてくれた目の前のお客さまのためだって思えるし、危機感を感じるからこそ、自分から動くことができるのだと思います。

 

 

水戸:それは下積み時代に努力をして、きちんと戦略を考えているからこそできるんでしょうね。「自由であること=自己責任」という意識を皆さんが持っているのだと思います。

 

永井:そうですね、フリーランス美容師って考え方がぶっ飛んでる人が多いですけど、その裏ではブランデイングや集客など、ちゃんと考えている方ばかりです。

 

水戸:なるほど、なるべく人がフリーランスになっているのですね。今回はとても勉強になるお話、ありがとうございました!

 

(文/水戸怜子 撮影/松林真幸)

 

 

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