【iki・みつゆ】が注目する「ワンホンヘア」を紐解けば、次のトレンドが見えてくる!韓国カルチャー最前線を追いかけながらも、ワンホンに熱い視線を注ぐワケ

 

 

韓国ブームの到来前から、誰よりも早くそのカルチャーの可能性を見抜き、韓国オルチャンヘアを提案してきた『iki』ディレクター・みつゆさん。現地に定期的に通い、ヘアや美容だけに留まらず、ファッションまで知り尽くし、韓国カルチャー最前線を追い続けています。そして今、みつゆさんが注目するのは中華系トレンドの「ワンホンヘア」。中国独自のSNSにも早くから参戦し、日本で流行るトレンドの流れを予測。そのスピード感は、ファッション感度の高いインフルエンサーからも強く支持されています。普段からどのような形で情報収集をしているのかも含め、みつゆさんのアンテナの張り方やトレンドとの向き合い方、そしてこれまでのキャリアなどについて聞きました。

 


 

就職で上京。スタート地点は、青山の有名店

 

――まずは、みつゆさんのキャリアを振り返りたいのですが、新卒で原宿の有名店に入社したそうですね。

 

そうなんです、意外ですよね(笑)? 僕はミーハー気質なので、学生のときは女性誌のヘアカタログを見て、掲載されているサロンを片っ端から調べたりしていました。先輩が働いていた有名店を訪ねたときに、雰囲気をすごく気に入って入社しようと。入ってから自分的には楽しく働いていたつもりだったんですけど、若かったのでいろいろ無理していたんでしょうね。その年の冬に体調を崩してしまって、ドクターストップがかかったんです。それで2ヵ月休職して、そのまま結局、退社することになってしまって。でも、その当時の先輩たちとは、今もよくしていただいているんですよ。

 

体が治ってから、渋谷のサロンに入りました。アシスタント2年目のときに、同期を通じてTENDO(iki代表)と知り合って。ご縁ですよね。TENDOは同じ年なんですけど、そこから友達付き合いが始まって、当時は一緒に安い居酒屋によく行ってましたね(笑)。その後、TENDOから声をかけてもらって『iki』のオープニングメンバーになりました。というわけで長い付き合いなので、絆はめちゃくちゃ深いです。






――『iki』も店舗を拡大して、大きくなりましたよね。スタッフも10人いるとか?

 

今年は新卒が3人入るので、13人になります。ありがたいですね。ikiのスタイリストはそれぞれ打ち出しが違うので、いろんなスタイルを学べる環境が強みかなと思います。あとは、みんな外に遊びに行ったり旅行するのが好きなので、各々がそこでいろんな美容情報を吸収して戻ってきて、それをサロンで共有したりしていますね。話すのが大好きなスタッフが集まっているので。






>誰よりも早く、「韓国ヘア」に振り切れた理由


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