人気サロン『i.Osaka（アイドットオオサカ）』でクリエイティブプロデューサーを務める渚（なぎさ）さんは、月間指名売上1000万超え記録を持つママ美容師。しかも驚きなのは、出産２ヶ月半後には産休から復帰し、500万円を売り上げてしまったとこと。大阪にて、「一流美容師になる」と決意したアシスタント時代からブレることなく努力を続け、コンテストにも積極的に参加して受賞歴も多数。育児をしながら仕事で結果を出し続ける渚さんに、これまでのキャリアと育児との両立、現在取り組んでいることなどについてインタビューしました。

前職に12年。新しい目標実現のために『i.Osaka』に参加

前職は関西の大型店で、新卒入社から12年間働かせていただきました。いろいろな経験を積める恵まれた環境でしたし、撮影などの外部活動も任されていたのでやり甲斐も感じていました。次のキャリアステップとしては出店という流れだと思うんですが、私自身としては美容師としてまだやれると思っていたので、もう少しプレイヤーを続けたくて。そのタイミングで、8年来の友人のいわSUN（現i.Group代表／iwa_short）が大阪に『i.（アイドット）』をオープンするという話を聞いたんです。そこに入れたら面白いかもと直感して、新しい場所で挑戦することにしました。

明確な目標もありました。世の中の一般女性たちに、いろいろな形で勇気を与えたいということです。私自身もまだまだ未熟ですが、今までたくさんの人に助けてもらってここまできたので、恩返しとして与える側になりたくなったという感覚ですかね。コロナ禍で美容師のSNSが盛んになり、前職で自分が発信するよりもアイドットや影響力のある代表たちの力を借りたほうが世の中に伝わりやすいと思って。それで参加することにしました。

アイドットにはクリエイティブを動かしている人がいなかったので、私はクリエイティブプロデューサーという立ち位置でチームを作ってデザイナーを育成しています。具体的にはアイドットのブランドコンセプトに合わせた表現アプローチを伝えたり、社内講習会の開催、コンテストに入賞できるような教育なども担当しています。

前職時代から東京には2ヵ月に一度は行き、人脈作りのために東京のテレビ局や雑誌編集部をまわったり、他店の美容師さんたちともつながりを作っていました。なので今も東京に行くたびに、美容師さんたちとご飯に行かせていただいたりしています。アイドットの代表たちとも前職時代から鮎釣りに行ったりして（笑）、遊びながらお互いに高め合っていたんですよ。

＞強い思いで結果を出し続けて、オープン8カ月後に売上1000万超