人に見られる職業だけど休日くらい好きにさせて! 現役美容師の「人には見せられない休日の姿」
食費も削って賭けまくる! 人には言えない‟倹約”の理由(32歳/男性)
僕は仕事で稼いだお金をすべて競馬に注ぎ込んでいます。負けまくって本当にお金がないので、店では将来自分の店を出すために貯金しているからと説明して、お昼ご飯も食べないし飲み物も水道水を水筒に入れて持って行っています。
そんな僕の姿を見て、スタッフもお客さまも「真面目な倹約家」という印象を持っていると思います。しかしひとたび休日になると競馬場や場外販売場に足を運び「オラー! 行けやー!!」と叫びまくっています。
負けると漫画のように馬券をぶん投げて本気で泣いたり膝から崩れ落ちたりしています。とてもじゃないけど、スタッフやお客さまにこんな姿は見せられません!
あぁ、切ない⋯メッキで塗装した偽装キラキラ美容師の私(32歳/女性)
私は、店では指名1番でカリスマ美容師扱いをされています。なので休日はオシャレなパーティーに参加して、オシャレな友だちとキラキラした生活をしていると嘘をついているのですが、実はバツイチで子どもが2人いて、かなり貧しい暮らしをしているんです。
毎日子どもの朝ごはん、幼稚園への送り出し、洗濯掃除をこなしてからバタバタで電車の中でメイクをしながら出勤しています。実は実家も兄弟も生活が苦しくて、休日は両親や兄弟、そして甥っ子姪っ子たちの髪を無料でカットするために実家に帰ったりしていて、1つもキラキラした生活なんてしてないんです。
このままシングルで2人の子を育てていくにはお金の余裕がなさすぎるので再婚したいし、毎日に疲れてしまっています。「いつかはこの嘘で固められたメッキも剥がれてバレてしまうのではないか?」と恐れる気持ちがずっと胸に宿っていて、早くお金持ちを捕まえて一発逆転玉の輿に乗りたい! と考えながら生きています。恥ずかしながら、医者のお客さまが来たときはガンガンアピールしています。