【30代女性美容師】おしゃれ番長CHIAKIが率いる新ブランド『Hew』始動。渋谷から代官山に活躍拠点を移した理由と裏舞台
30代超えにも”居心地のいい”サロンHewを作りたい
私は今年31歳になるのですが、年齢を重ねていくうちにお客さまの年齢も上がってきて、もう少しナチュラルでひと癖あるスタイルを作りたいなと思うようになってきたんですね。新しいことをやりたいなと思っていた時期だったので、「私のやりたいことをやれるサロンを作りたい」という気持ちをオーナーに伝えたんです。それが『Hew』を出店するきっかけでした。
出店を機に、お世話になったサロンを卒業することになりました。場所もガラッと変え、ちょっと落ち着いたエリアで物件を探して。日当たりの良さは絶対条件で、いろいろ見て遂に出会えた理想の物件がここです。代官山駅と渋谷駅のちょうど中間くらいの場所なんですけど、もともと好きなエリアだったので嬉しくて。東南向きで窓も多く、思い描いていたとおりの明るいスペース。一般的な美容室の内装とは違って開けたイメージにしたかったので、シャンプー台はあえて仕切りを外しています。開放感があるフロアも可愛いかなと思ったんです。ひと癖あるデザインが好きなので、シンプルなスペースの中に曲線を入れてみたり、タイル貼りの受付も丸くデザインしたカウンターを配置してみたり。あとは、大好きな植物を置いています。
場所もお店の雰囲気も変わりましたけど、嬉しいことに顧客の皆さまはいっぱいついてきてくださっています。『Hew』の集客は集客サイトを使わず、自社アプリとインスタのみなんですよ。私のお客さまはインスタからが多いので、ハイトーンとウルフ、それから顔周りのレイヤーカットのオーダーが多いです。とはいえ、ショートやボブのお客さまも来てくれますし、いろいろな方がいます。中学生や高校生も来てくれますし、私より上の世代のおしゃれママさんもハイトーンをキープするためにマメに来てくれたりもしています。