【HEAVENSディレクター・世良田奏大】新卒入社で18年。老舗人気サロンの技術集団を率いるマインドセットとスタッフ教育への想い

 

売れるために積極的に行動し、結果を出す

 

――スタイリストデビューまで、どれくらいかかりましたか?

 

4年半でデビューしました。25歳の時です。初月の売上は20万くらいでしたね。それが何ヵ月か続きました。でも、当時は「上がるわけないしな」っていう感じだったんですよ。だから焦ってなかったです。デビューしたばかりの僕にとっては100万の売上なんてめちゃくちゃすごいことだし。SNSがない時代なので、じっくりと自分に向き合って、実力をつける時間が十分あったと思います。それが逆に良かったのかなと思いますね。

 

その頃は会社のホームページを見てお客さんがくる時代だったので、そのホームページの中にメンズヘアのページを作らせてほしいと社長にお願いしたんです。メンズのビジュアル制作を当時は誰もやっていなかったので、これは自分でもできるし、指名客の獲得にもつながるだろうなと思って。






ーー直談判したんですね。それで、どうなったんですか?

 

「まだ早い」と言われたんですけど(笑)、勝手に撮影して「これ、かっこよくないですか?」と写真を見せました。いわゆるヘアカタログみたいな写真ではなく、モデルを8体並べて一枚絵としてもかっこよくて、単体でも見れるような作りにしたんです。そしたら、それがすごく反響が良くて。そこから年に2回、ビジュアル制作を担当できるようになりました。うちは機材もすべて会社にありますし、スタッフも写真を撮れるんですよ。





――その頃から、メンズを中心にサロンワークされていたんですね。

 

メンズヘアは、たまたま流れ的なものです。当時は有名になるためには雑誌に出るしかなくて。そのためには雑誌の編集者と仲良くならないと指名で撮影のチャンスが巡ってこなかったんです。なので、「CHOKiCHOKi」などのメンズ雑誌で、自らストリートスナップのモデルとして出ていました。そうして編集者と繋がっていき、ヘアの撮影にこぎつけたんです。レディースは今でも好きですし、サロンワークでも担当しているし、撮影もしています。






>「義理人情を大事に生きる方が、楽しい」

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング