体の冷え、ダルさ、食欲不振を解消! ヘルスケアへの意識が高い美容師さんに聞いた、今日から取り入れられる「夏バテ対策」
水分補給はマイボトルで。自分の体だけでなく地球にもやさしいサスティナブルな「夏バテ対策」−whyte 中山日菜乃さん
Q.どんなときに夏バテしているなと感じますか?
サロンワーク中や通勤しているときです。1日中冷房の効いた場所にいて体が冷えたり、電車の中と外の寒暖差で体がダルくなったり、食欲がなくなったりします。
Q.サロンでしている夏バテ対策を教えてください
冷房による冷えで体調を崩すため、首や足首などを冷やさないようにスカーフを巻いたり、サンダルではなく靴を履いています。
また、忙しいときでもできるだけお昼ご飯を食べることと、1時間に1回は水を飲むことを心がけています。1日のお水の摂取量は800mlほど。お茶(特に緑茶、烏龍茶、紅茶)は利尿作用があり、余分に水分を排出してしまうため、お水か疲労回復効果のあるレモン水を摂取するようにしています。さらに胃を冷やさないように、お水は常温のものを飲んでいます。
ゴミを出さないように、お水はペットボトルで販売されているものではなくマイボトルで持参しています。”mymizu”というアプリを活用すると無料の給水スポットをマップ検索できるので、途中で水がなくなっても買い足す必要がなくて、便利ですよ。
Q.自宅でしている夏バテ対策を教えてください
環境への配慮と、冷え対策としてクーラーの設定温度を28°C前後に設定しています。私は、元々冷たい飲み物やアイスが好きなのですが、そういった冷たいものも控えるようにしています。体の冷えが改善されると、食欲不振がなくなるんです。もし体が冷えてしまったときは、代謝を高め、免疫力を増加してくれる生姜を使ったホットジンジャーなどを飲むようにしています。
また、仕事中はどうしても栄養を考えた食事ができなかったり、食事をとる時間がなかったりします。そのため、自宅ではできるだけ自炊をして、野菜を中心とした栄養バランスを考えた食事を心がけています。夏の暑さで体が火照ってしまったときなどは、トマトやナス、オクラなど旬の夏野菜はおすすめです。食欲がないときでも食べやすく、水分やカリウム、ビタミンなどの栄養素が豊富。余分な熱を逃し、体を適度にクールダウンしてくれます。
体を温めることや食事に気をつけるようになってからは、アトピーやアレルギーが出ることも少なくなりました。肌の調子も体調もよくなりますよ!
- プロフィール
-
whyte
スタイリスト/中山日菜乃(なかやま ひなの)
1999(1998)年生まれ。千葉県出身。日本美容専門学校を卒業。2019年にwhyteに入社し、2021年5月にスタイリストデビュー。
Instagram:@whyte_hinano