【初登場モリハルナ】手掛けるブランド『hood』も大好評!ファンの心を捉えて離さない共感型コミュニケーションとフレッシュな感性に注目
一通のDMから『hood』が誕生。”直感”で作るアイテム群
ヘアアクセを作るようになったキッカケは、ちょうど1年前に、工場の方からインスタを通じてお声がけいただいたんです。その頃、私が髪に挿すために使っていたのが、海外製品のアフロ用の荒いコームだったんですね。可愛かったんですけど挿し心地が良くないのと、スルッと取れやすくて「どうにからないかな」と思っていたんです。それを伝えて提案したところ、日本の職人さんが頭の形に沿うようにこだわって作ってくれて。それで販売してみることにしました。
ブランド名の『hood』はストリートのニュアンスがある単語で、ロゴデザインは高校(デザイン科)時代の後輩に頼んで作ってもらいました。商品は、コーム以外にヘアゴムなども作っています。だいたい1カ月間でお客さまにお届けできる限界数で設定していますが、毎回完売しますね。挿すだけで華やかさが出るので、アレンジが苦手なお客さまやママ達にも喜ばれています。季節ごとにその時の気分で色を変えていて、再販なしで毎回売り切る形なので、コレクターのように全色を集めてくれている方もいます。
これは仕事ではなく、あくまで私の趣味の範囲で作っているんですよ。仕事にしてしまうと、自分が苦しくなると思うので。販売もBASEを使っていますし、パソコン系の仕事をしている家族が顧客のデータ管理や配送を手伝ってくれていて。今年2月には、ありがたいことにアパレルの「フリークスストア(FREAK’S STORE)」とコラボもさせていただきました。まさかこのような展開があるとは想像もしていませんでしたが、いい機会だと思って挑戦しました。ファッションが好きなので、楽しんでやらせてもらっています。今後も、2つほどコラボ系が控えているんですよ。
いろいろなことをやるのは好きですけど、やはり私はサロンワークがベースですし、長く続けていきたいので、今後もサロンに立ちながら商品をマイペースに作り続けるのが理想的な未来かなと思っています。自分の直感で「これがイケてる!」と感じる旬のアイテムを、これからも作っていきたいなと思っています。
- プロフィール
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モリ ハルナ/『groovy hair』代表
1992年、神奈川県生まれ。日本美容専門学校を卒業後、都内1店舗を経て横浜のサロンに勤務。スタープレイヤーとして成長し、28歳でフリーランスに。2022年3月、高校時代からの友人・佐藤拓人氏と学芸大学にサロン『groovy hair』をオープン。ヘアアクセを中心とするブランド『hood』も立ち上げ、アパレルメーカーとのファッションコラボも発信するなど、クリエイターとしても活躍中。
@ mori_haru7
(文/織田みゆき photo/泉山美代子)