【初登場モリハルナ】手掛けるブランド『hood』も大好評!ファンの心を捉えて離さない共感型コミュニケーションとフレッシュな感性に注目
出店を目標にフリーランスへ。コロナ禍でインスタにも注力
横浜で働き始めて5年目に、都心のサロンで働いていた相方(佐藤)と出店を決めたんです。彼は高校時代からの友人で、一緒にサロンワークをしたことはないんですよ。でも、昔から信頼しているし楽でいられる関係なので、二人でお店をやるというのは自然な流れでした。私一人で出店する気はなかったですし、誰と一緒に働くかは慎重に考えるタイプなので、他に選択肢もなくて。
出店を決めてからは、お互いにアシスタントを使わずどれくらいの数字が取れるのかを検証しようということで、勤務8年目に退職してフリーランスに転向しました。準備期間として当初は1年間の予定だったんですけど、すぐにコロナになってしまったので、結果的に2年間フリーランスをしました。
コロナを機にインスタにアレンジ動画をあげ始めて、フォロワーは1万、2万と順調に伸びていきましたね。リールをしたのが良かったのかなと思います。アレンジ自体は見よう見まねでやっていた感じで、とくに特化していたわけではないんですけど、好きなんですよ。小学生の頃から、友達の髪もよく触っていました。今では考えられないような髪型でしたけど(笑)。
技術の中では、カットも好きです。アシスタント時代はショートを難しく感じていて苦手だったんですけど、1年ほど練習してできるようになってからは、楽しくなりましたね。スタイルはお客さまにこちらから提案することもありますし、お客さまの要望100%で作ることもあります。「この部分をこうしたい」とか、「こういうのが可愛い」といったお客さまが伝えたいポイントを汲み取るのは得意なので、そこは自分の強みかなと思っています。
今はお客さまのシャンプーから仕上げまですべて対応しているので、1日6〜7人が限界ですけど、お客さまの満足度は上がったかなと思っています。今後は未来を考えてアシスタントの募集も始める予定ですが、絶対に欲しいというわけでもなくて。経営は今も成り立っているので、もし相性100%のドンピシャの子が現れたら、一緒に働きたいなと思っています。
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